新たな展開に向けて

 

誤ったり

 

謝ったり

 

しながら

 

わくわくしたり

 

笑ったり

 

日常の中に潜む

 

この実を見つけて

 

進んでいこう

 

わたしの

 

新しい

 

物語が

 

ここから

 

はじまるのだから

 

大きな

 

この実を

 

収穫して

 

後ろを振り返らず

 

新しい世界を

 

進んでいく

 

食いしん坊の

 

わたしのまま

 

 

 

 

 

街の中で歩く

 

ここには来たことがある

 

そうピンとくるとき

 

わたしは

 

どのあたりを

 

知覚して

 

そう思っているんだろう

 

街の景色の全体像を

 

なんとなく把握して

 

立体的に

 

立ち上がる

 

匂いや

 

場の雰囲気を

 

記憶のどこかへ

 

織り込んでいるんだろう

 

そう思うと

 

なんと複雑な

 

作業を

 

頭の中はしてくれていることか

 

大きな大きな

 

世界の

 

片隅で

 

変わっていくものも

 

多い中

 

日々思い出すこともなく

 

確実に

 

しまいこまれている

 

無限の記憶と

 

それにまつわる

 

いまは薄まった感情に

 

どんな

 

一瞬

 

一瞬も

 

わたしが

 

わたしでいる要素に

 

なっているんだと

 

改めて

 

氣付かされる

 

生まれる前から

 

ここに生まれることは

 

決まっていて

 

どこを歩いて

 

どこに行って

 

どんな経験をするか

 

すべては

 

決まっているのかもしれない

 

その糧を生かすかどうかは

 

自分次第だけど

 

世界を

 

動かしているであろう

 

仕組みの

 

代えのきかない

 

一人として

 

世界にうたうことが

 

できているんだろうか

 

 

 

 

 

日が暮れる頃

 

あなたは

 

毎日やってくる

 

清らかな

 

澄んだ声で

 

今日の

 

おひさまを

 

送り出す

 

また

 

明日

 

また

 

明日

 

晴れていても

 

くもっていても

 

雨でも

 

みんなが

 

待っているからね

 

山の上

 

海の下

 

本当は

 

みんな

 

みんな

 

同じ

 

おひさま

 

見えなくなっても

 

ちゃあんと

 

いらっしゃるって

 

あなたは

 

そう

 

うたってくれている

 

ありがとう

 

毎日

 

真新しい

 

衣服に

 

袖を通すように

 

毎日

 

目新しい

 

ことばを

 

身につけよう

 

そのことばは

 

わたしの血肉になり

 

わたしの

 

一部となる

 

そのことばは

 

わたしに

 

見つけてもらうのを

 

待っているのかもしれない

 

それとも

 

もう出番がないと

 

あきらめて

 

かくれているのかもしれない

 

わたしが

 

見つけ出して

 

日の当たる場所へ

 

引っぱり出しましょう

 

やっぱり

 

無理やりではなく

 

出てきてもらえるよう

 

うながしましょう

 

雨が清める

 

世界には

 

美しい

 

言霊や

 

音霊こそが

 

よく似合うから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚は魚としてうまれ

 

魚として歩む

 

群れ

 

食べ

 

食べられ

 

数で勝負する

 

鳥は鳥としてうまれ

 

鳥として歩む

 

本分を果たし

 

さえずり

 

つがい

 

あるものは

 

捕食される

 

獅子は獅子としてうまれ

 

獅子として歩む

 

百獣の王として

 

君臨し

 

威厳をもって

 

動物界を支配する

 

それなのに

 

どうして

 

人間は

 

魚や

 

鳥や

 

獅子になりたがるんだろう

 

本分を超えて

 

泳いだり

 

飛んだり

 

世界の頂点に

 

昇りつめようとする

 

でも

 

それが

 

人間であり

 

創造性を発揮する

 

カイロス

 

イカロスにならず

 

謙虚であれば

 

世界を塗り替えられる

 

それこそ

 

人間の

 

醍醐味