NHK「きょうの料理」の料理研究家、
辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画
「天のしずく」(http://tennoshizuku.com/
)を友人と観にいきました。
今日は、映画の中にも出てきた
「Bonne Femme」
と言うスープを紹介します。
「Bonne Femme」は、フランスの代表的なスープで、
「良き婦人」、「お料理上手な奥さん」などの意味があります。
レシピには無かったのですが、
生クリームをポトリ、
そして、自家製乾燥パセリを散らしてみました。
美味しいです。
本当に、いのちのスープだ~と思いました。
元気がでます。
普段、かぼちゃのスープやポタージュを作る時、
ブレンダーを使うだけで、裏ごしをしないのですが、
裏ごしをすると、美味しさがグーッ
と増します。
時間があるときは、ぜひ、裏ごしまでやってみてください。
【省略レシピ】
じゃがいも → 1cm厚さのイチョウ切り
にんじん → 5mm厚さの半月切り
たまねぎ → 縦に薄切り
セロリー → 3mmの小口切り
ローリエ 1枚
牛乳 カップ1
水(チキンスープを使っても良い) カップ3~4
塩
オリーブ油
玉葱をオリーブ油で炒める。ニンジン、セロリー、じゃがいもの順で入れる。
水と塩を加える。アクをとって、ローリエを入れる。
ミキサーにかけて、裏ごしして、最後に塩で味を調える。
辰巳先生直伝のコツがたっぷりと載ってますので、
作る前に必ず、↓のNHK「今日の料理」の「ポタージュ・ボン・ファム」を参考にしてくださいね~~
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/3218_%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A0.html














せっかくなので、「天のしずく」の感想も。。
ドキュメンタリーにしては、2時間と少し長めの映画でしたが、
心を打つシーンが多く、何度も、ほろほろと涙があふれてきました。
もともと涙もろいのですが、
友人と反対側に座っていた年配の女性も
すすり泣いていたのがわかったのでちょっと安心。
映画は、少女2人が、朝露か雨でしょうか、大きな葉
に溜まったしずくを集めて、静かな和室で、しずくを使って硯をすり、「天」という文字を書くシーから始まります。
辰巳さんの1年を、スープ教室や、お料理にとどまらず、
人生、お米、大豆、土など、幅広い角度から、
オムニバス形式で追っているドキュメンタリー
です。
テーマは、「愛することは、生きること」。
辰巳芳子さんが鎌倉のご自宅でやっている「スープ教室」の様子、(辰巳先生の厳しいお言葉、お料理のコツなどがわかってフムフムと言った感じ)
自宅の庭で育ったものを摘み取るシーン、(かなり広い庭だと思われる)
白和えを丁寧に心をこめて作っている様子、(ゴリゴリと胡麻を擦るシーンが印象的)
辰巳さんがこれまでの人生を語るシーン、(2回程出て来ますが、ここで涙が。。
)
同じく料理研究家だったお母様の浜子さん秘伝の「心臓焼き」(卵焼き)を作るシーン、(心臓が飛び出るほど美味しいと言うことから来ているらしい。卵が貴重な時代の母の思い)
梅干しを漬けこんで出来あがるまで、(紫蘇を絞る辰巳さんの手が印象的)
辰巳さんがひいきにしているお米農家の田植えから収穫まで、
「いのちのスープ」の活動が各地の病院に広まっている様子、
また、1都1道2府43県の色々な土を集めて、600程のマス状の和紙の上に広げて綺麗に並べた芸術家の作品、(その美しさと共に自然の土はこんなにも色が様々なのかと感動しました。)
辰巳さんが力を入れている「大豆100粒運動」は、国産大豆への思いが伝わってくる、
ハンセン病患者から余命短い友人のために「いのちのスープ」を作ったと伝える手紙が届き、瀬戸内海まで会いに行く様子、(ここでも涙が。。
「80歳になって、やっとわかる事ってありますよね」と2人が語り合うシーンが印象的でした。)
お節を、丁寧に丁寧に準備しているシーン、
等々。。。
映画を観る前の私の辰巳芳子さんの印象は、怖そうで厳しい人でした。
でも、この映画を見て、変わりました。
とっても心の暖かい人。で、信念の人でもある。
ドキュメンタリー映画を作りたいと思わせるだけのお人柄だと思いました。
作家あるいは随筆家という肩書も持つ辰巳さんの著書を読んでみたくなり、
早速「いのちの食卓」と「家庭料理のすがた」を読みました。
食料自給率や、農薬など、食への警鐘はもちろんのこと、
忙しくて手を抜きたくなる現役世代には、
ちょっとチクっとくる内容もありましたが、
辰巳さんのレシピに加え、作り置きの手ほどきも載っていたので、参考になります。
今度は、しいたけのスープを作ってみたいです。
あと、お母様の浜子さんのことを書いた「まごころの人 辰巳浜子」も
辰巳芳子さんのルーツがわかるものでした。
今回は、長々と書いてしまいました。。
読んでいただいて有難うございました。
では、また~