さて今日は
「子どもの心を壊してやるべきこと
なんてこの世にひとつもない!
時代に流れを読んで、
お子さんを無駄に苦しめないサポート!」
というお話です。
相談に来られるママに、
「どうしても学校だけは
行ってほしいんです。」
とお話になる方がおられます。
それだけでなく、
「部活で活躍する姿を見たい。」
「生徒会で活躍してほしい。」
「もっとたくさんの友達に
信頼される子であってほしい。」
そんな風にお子さんに大きな期待をかける
親御さんもおられます。
そのお気持ち、確かにわかるんです。
わが子が同世代の子たちと
楽しく勉学に励む姿、
部活動で活躍する姿は
親としてはうれしいに決まっています。
ですが、同時に
お子さんが「学校」や「友達」を
苦痛に感じていたら、
その場所でお子さんは成長していくことは
難しいんです。
子どもの成長
(起立性調節障害の子で言うと「回復」)
は安心安全な環境でしか、叶いません。
つまり、出席日数のために
いくら登校してもその時間が
不安と緊張でいっぱいなら、
お子さんの成長はstopします。
いいえ、それどころか
脳のネガティブな反応が増して、
悪化すらありえます。
ではどうしたらいいか、
それはママが世の「常識」に
振り回されないことです。
高度経済成長のころの
同じクオリティで作業できる人材を
育てる時代とは、
今は大きく異なります。
そのころとさほど変わらない
日本の学校教育に固執して、
お子さんを疲弊させる方が
私は親として罪だと思います。
今はVUCAの時代と呼ばれている時代。
VUCAとは
Volatility(変動性)、
Uncertainty(不確実性)、
Complexity(複雑性)、
Ambiguity(曖昧性)という
4つの言葉の頭文字をとった造語です。
子どもが大人になるころには、
今の職業の半分も残っていないと
言われる時代にどんな教育が
本当に必要なのか。
こんな不透明な時代を生き抜く
子どもたちにどんな教育を
していけばいいか私たち大人も
もっと真剣に考えなければ
ならないと思っています。
それなのに、
何十年も変わらない、
変化に取り残された日本の学校教育に
ばかり固執していては、
お子さんが生き抜くために必要な
力をつけてあげるどころか、
無駄にエネルギーを失わせ、
生きる力さえもそぎ落としていくことに
なるのです。
日本の若者の自殺率や
幸福度を見ても、
そのことは一目瞭然だと思います。
斜陽の国、日本にいるからこそ、
大人がもっと真剣に
子どもが生き抜くために
本当に必要な力を見極めて、
無駄なことでエネルギーを
奪わないでほしいと思ってやみません。
「学校に行ってくれればOK?」
そんな簡単なことではないんです。
まずは、子どものエネルギーを回復
させること。
そして、その先にお子さんに
本当に身につけさせたい力を考えて、
先導してあげる、
そんなママのスタンスが今こそ
求められています。
今日はここまでです。
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