故郷

「駅ビルが新しくなったから、たまには遊びに行らっしゃい」と、友人に言われ、久しぶりに田舎の我が家から、古巣の千葉市に行ってきました。

千葉市と言えば、PARCOに三越に、続けて閉店してしまい、中心地は寂しくなっていました

しかもこの日、何故か駅ビルもお休みだったし

誘ってくれた友人も驚いて、ショックだったようです。

でも、思いがけず約束をしていなかったのに別の友人にも会う事も出来たので、それはそれで良かったのかなあ？

又遊びに行く楽しみも増えたし

お茶をしながら、「亡くなった夢々ちゃん、本当によいコだったね」と友人が。

私が亡き愛猫夢々を忘れないのは当たり前だけれど。

まさか友人の口からそんなことを言われるとは思わず、込み上げて来るものがありました。

……夢々との10年は、色々苦しくて藻掻いて暗闇から抜け出す10年でもありました。

何か変われそうな準備ができた頃、とらとバトンタッチするかのように逝ってしまった夢々……

端から見ていた友人にも、それは同じように見えていたようです。

たかが猫、されど猫。

私にとっては宝です、それを解っていてくれる人が居てくれた

それは凄く嬉しい事でした

辛い事も沢山あったけれど嬉しい事も幸せだった事もある。

そんな時間を過ごしてきたから、笑っていられる今がある……改めて千葉市も私には故郷なのだなあと、思いました