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平成24年 嶺岳寺彼岸花情報② 境内開花率0.3%

2012.嶺岳寺彼岸花情報②  只今の開花率:境内の0・3%

 彼岸花と雨

  彼岸花は曼珠沙華のことです。名のように彼岸に開花します。例年だと、信州伊那谷では彼岸の中日23・4頃が見頃になります。九州のように暖かい所では遅れて10月初旬になります。最近の温暖化で残暑が厳しく、信州でも彼岸過ぎが見頃で、1昨年は24~25日、昨年は27~28日と遅くなっています。  彼岸花の球根は夏季は休眠し、涼しくなる(地温が低下する)と、花芽が動き出します。従って、開花には降水量も関係し、雨が降らないと地温が低下せず、地下に眠っている球根の花芽は、刺激を受けずが発芽しません。

 ところで今年の伊那谷は8月・9月ほとんど雨が降りません。例年だと夕立があるのですが、今年は夕立もほとんどありません。8月の降水量は平年の28%の37mmで1998年の観測以来2番目の少なさです。9月も13日までに平均の69mmに対し、たったの3mmです。これでは地温も下がらず、水分不足で花芽は休眠状態を抜け出せません。 雨が降って、地温が下がらない限り、今年の彼岸花の開花は遅れることでしょう。 しかし木の下など日陰のところは、待ちきれず、花芽を出してきています。 しかし、水分不足で、茎が痩せていて、ひょろひょろで、頭頂の花の重さに耐えられずに、倒れそうです。開花した中に倒れた花もありました。

 雨が降ればどっと咲くと思いますが、疎ら咲きで、余り期待できません。例年は15日頃は境内の30%は開花していたのですが、現在開花率は境内の0.3%です。見頃は9月下旬かもしれません。

     

       乾ききった地面 雑草も萎れ、枯れそう

     

           待ちきれず出てきた花芽

     

       木の下の日陰の涼しい所は地温も低く花芽も早い

     

     乾ききった地面に咲きだした彼岸花:水分不足で痩せて痛々しい

平成24年 嶺岳寺彼岸花情報①

2012年嶺岳寺彼岸花情報①

 長野県の伊那谷に彼岸花の名所があります。嶺岳寺と云う禅寺です。嶺岳寺は天正17年(1595年)の開創の古寺ですが、境内一面に彼岸花が植えられていて、その数5万本と云われています。梅の古木の下に植えられていて、梅の木の幹の黒、下草の緑、彼岸花の赤色の絨毯と(時には青空が入り)、3段のコントラストが見事で、伊那谷の花の撮影のスポットになっています。開花の頃には県内外から多くの人が訪れています。時には大型バスで来て撮影教室を開いている団体もいます。鐘楼は彼岸に因み「悲願の鐘」として、7つ撞くと願いが叶えられるようです。

 今年の彼岸花の開花情報ですが、例年ですと9月14・5日には咲き始めるのですが、今年は異常気象で、雨がほとんど降らず、地面が乾き、地温が下がらず、9月14日現在、ほとんど咲いていません。今後の雨次第で咲き出すかもしれません。涼しい所から咲はじめます。、個々の彼岸花は3日で咲き終わりますが、次々に花芽が出てくるので境内全体では1週間位で咲き終わります。気象条件に左右され、気温が高いと花持ちが悪く、咲き終わりも早くなります。

今年は残暑が厳しく、境内一斉に咲き揃うのでなく、涼しい所より咲き、日当たりのよい所は遅れ、境内全体では疎ら咲きになりそうです。異常気象であまり期待できません。見頃はは彼岸過ぎの25・6日当たりかもしれません。昨年は27日前後でした。


      

         少し花芽が出てきました (2012/9/14)

涼しい日陰から花芽を出しています

      

          彼岸も乾燥気味 一雨ほしい所

        

               彼岸花の白花

       

           一雨降れば咲き出す

     ★嶺岳寺へは中央道松川インターより15分

八方・唐松岳の花⑭:御山蕎麦

ヤマソバ(オタデ科オンタデ属)

 

      2012.8.27  八方尾根

 高山帯の砂礫地に生える多年草

 茎は太く、紅紫を帯びる

 花は白または緑白色、時に淡紅色を帯び円錐状に多数つく

 花や実が蕎麦に似ていることによる命名