突然ですが、
貴方は自分のスイングに自信がありますか?
「そんなの、ある訳ないじゃん。」
と答えた方、ある意味 自分の気持ちに素直で大変宜しい。
でも、自分のスイングへの自信のなさが 貴方のゴルフ上達を妨げている原因かも。
以前、コースレッスンで収録したビデオを 参加者に見せていた時の事。
ゴルフ歴30年ほどの男性が
「自分のスイングなんて、恥ずかしくて見たくない」
と両手で顔を覆ってしまったのです。
私は、その言葉にビックリ!
何故ならば インストラクターの私にはその方のスイングの中に沢山の宝を見ていたから。
確かに、個性的なスイングでした。
トップで上半身が伸びあがり、伸びあがった分、インパクトで屈みこむ・・・といった。
恐らく散々周りから言われてきたのでしょう。
「変わったスイングだね」 と。
「直した方がいいよ。」と薦められ 努力したけれども どうしても癖が取れなかった。
以来30年近く
「変則スイングだね」
と 言われ続けてきた・・・。
確かに、伸びあがりや伸び縮みが ないに越したことはありません。
でも、それ以上に私には、その方の弱点の倍以上もある長所の方が目を惹いたのです。
伸びあがったスイングでは中々作ることの出来ない 見事なスナップ。
話を聞くと、若い頃 野球のピッチャーをしていたとか。
なるほど。
だから、身長が150センチと小柄ながら、見事に手首のスナップを効かせて、飛距離を出せるのか・・・。
でも、本人は
「自分のスイングは恥ずかしい。」
ゴルフは、コースと自分との戦い。
自分が唯一の見方なのに、これでは戦えません。
「見てくれだって大事」ですって? 確かに。
それならば
スコアを良くしたいのか、美しいスイングを身につけたいのか
目的をはっきりさせましょう。
曖昧だと両方とも中途半端になってしまいます。
「恥ずかしいスイング」を「自慢のスイング」に変えるコツは只一つ。
自分のスイングに存在する長所を、明確に把握していること。
なんとなく~ では、ダメですよ。
また、ただ呪文のように
「自分のスイングは大丈夫。素晴らしい。」
と言い続けても、ダメですよ。
これは 不安の裏返しですから。
「自分のスイングの 何処と何処が強みだ」
と しっかりと認識していないと。
その為に、レッスンを1回だけとって
「私のスイングは個性的かもしれません。
だからこそ今日は 自分のスイングの良い所を教えて貰いたくてレッスンをとりました。」
と、はっきりと言っても良いではないですか。
というか、はっきりと言わないと
インストラクターは 「お金を払ってもらっているのだから、直して何ぼ」
という意識がどこかにありますから
「ここがダメ、そこもダメ」 になってしまいます。
上達上手は、聞き上手。
自分のスイングの長所をはっきりと把握することで
「恥ずかしいスイング」から 「自信のあるスイング」へと変えていく。
コースでは、ピンチの時こそ自分のスイングの一番の応援者でいれる事
それが、美しいスイング以上にスコアアップは不可欠なのです。
文責:ヒロコ・ベンダーホーフ (全米A級女子プロゴルファー)
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