母になっても、元気に美しく
産後の心と体を快適に。
マドレボニータ
産後セルフケアインストラクター
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ヨガインストラクター
長野奈美です。
で、和解できたのは翌日から夫の実家へ帰省する、という予定があったから。
話し合ったり、謝罪したり、ということはしていません。
本当はもっと夫と向き合って、話し合わなきゃいけないんだろうけど、今回はあえてしていません。
その前にお互いの状況がわからなさすぎ。
ここ最近、ずっと「パートナーシップの課題は、夫と日常業務以外の会話をしていないこと」と言い続けてきたけど、日々の忙しさに忙殺されて、夫と話せていなかった。
仕事の状況も、抱えているものも、よくわかっていない。
この状態で「話し合おう」と席についても、お互いを思いやることもできないまま言い合いになる可能性が高いなと考えたので、「新年会」と称して、まずお互い話しやすい時間をつくりました。
そうしたら2時間ぐらいにわたって、夫が話すわ話すわ…
10年がかりで準備してきた仕事が、今年からようやく実を結びそうだということや、その仕事が今後会社にこういう効果をもたらせそうだということ、などなど。
え? 10年やってて、今初めて話すん?ってすごいびっくりでしたけど。
それぐらいこの10年、夫の仕事の話を聞いていなかったんだなあ。
その原因を振り返ってみると
・2時間もまとまって話す時間をとれなかった
→子どもが小さかった、3人いるから誰かしら小さかった
→5年ほど前から私の転職〜コロナ禍での奮闘があり、子どもが寝た後の時間は私が仕事をしている
→夫の帰りはほぼ遅い、さらに夜勤ありの変則勤務
・私の転職・新しい仕事についてを話す時間が長かった
・夫の「話したい」ニーズが、夫自身も多分あまりわかっていなかったんでは?
という感じでしょうか?
夫自身が、こんなにも「私に聞いてほしい」と思っていたとは、正直私もあまり想像できていなくて。
帰宅後もすっごく夫は上機嫌で、すごく満たされている感じがあって初めて私も気づいたんです。
あ、夫は聞いてほしかったんだなあ、って。
で、最後まで夫は一言も「きみはどう?」って聞いてくれなかったので、私自身の話は昨日はほとんどしていませんw
私は今現在の仕事のことよりも、「子どもを産んでずっと感じているままならなさ」や「ずっと感じている悔しさ」について、いつかちゃんと自分の言葉で表現したいなと考えています。
ふいに爆発しちゃう不満の根源は、やっぱり時間がたってもここなんだなあ、と最近わかってきた。
「しょうがないこと」「自分の中で消化しなくちゃいけないこと」という思いもどこかであって、すっごくぐちゃぐちゃした感情なのですが、その感情の対比する相手である夫にも、いつかちゃんと話して、「そんなんだね」と受け止めてほしいと思ってます。
夫婦の長い長い対話はまだまだ続く…