コメがない!~おかわり~ | 井蛙之見(せいあのけん)

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楽しく話し、酒色に耽り(!)、妄想を語り、ぐっすり眠る。
素晴らしきかな人生!
井の中の蛙 大海を知らず 
されど、空の蒼さを知る
(五十路のオッサン、ロードバイクにハマる。)

 色々調べていたら結構、思い当たる節があるので

 憶測ながら追加分を。

 

スーパーや飲食店にはコメは潤沢にある。

弁当や寿司に使われているのは違うコメ→業務用米(中米)というそうです。

7月下旬からスーパーに並んでいたコメは徐々に品薄になり、

8月のお盆あたりから、まったくなくなった。

例年、暑さの関係からこの時期は食欲が落ちるためそうめんやざるそばなど

しか食べれない、という人が増える。

日本人のコメの消費量からして、例年下がっていっているし、

学校も休みなので、それほどコメの消費量は伸びない。

精米して一か月を越えたコメは棚から強制的に撤去されるので

あまり、スーパーとしても置きたくない。

 

今年は8月初旬に地震があり、

やたらとマスコミが煽ったせいで

コメを余計に買おうとする世帯が増えた。

  (そして、水も買われた)

  不足がわかってからは某Mカリなどで

転売しようと買い占めた奴もいる。       

   

一般的な家庭用米と業務用米との違いはお米の種類と量なのだそうです。
  ・コメの種類・・・家庭用米にはブレンド米もありますが単一原料米の割合が多く、

  業務用米は単一原料米よりブレンド米の割合の方が多いという特徴があります。
 

疑問点としてはカルローズ米(カルフォルニア米)も

同じように姿を消している点。

この米は飲食店などにも使われている

はずなのでないわけがない。

    これも流通していないのはどう考えても、

こうなると意図的に何かしているとしか思えない。

  備蓄米を放出すれば値段が下がる。

  それは農家さんにとっても困るので

コメ不足を演出し、価格を吊り上げ、

  国民に「仕方がない」と思わせるための

農〇省と全〇の戦略かもしれない。

 

 

そういえば、タマゴが一時、鳥インフルエンザの影響で

高騰したが流通が落ち着いても、スーパーで100円で売られる、ということはなくなった。

今はまた、酷暑のせいで、少し、上がりがちだが、地域にもよるが今くらいの値段が

「あたりまえ」と認識、値段の感覚が変わった。

コメも今後は家庭用は(業務用は従来通り)+1000円(5キロ)の

感じで値段が落ち着いていくのかもしれない。

今年から徐々に+500円くらいに値段は推移していたが「令和の米騒動」は

いい宣伝になったかもしれない。

 

  ウイスキーも商品によっては出荷調整といって酒屋さんに

 「当たり前のように割り当てられない」という現象が起きている。

  ウイスキーもある時期、値段が随分下がった商品だ。

  そして、下がった値段の値ごろ感が、庶民には染みついている。

  スーパー、通販などで値下げ競争の対象に日々なってきた商品は

  品薄でありがたみが感じられなければ値段を上げることはできない。

  そして、「品薄で参った」という感覚がある限り、たとえ、競争がある商品でも

  高く売り続けられる。

  

これまでに、品薄で困ったものは、ウイスキー、タマゴ、

  そして、今回の一度たりとも店頭からなくなったことがないコメ・・・?

  

  アレレ?

 

  デジャブ

 

  今回の「令和のコメ騒動」は、消費者の値ごろ感を「煽ることで」

  上げることが目的かもしれない。

  一度下がった値ごろ感を変更するのは大変なことだ。

頑固にささった根強い意識はなかなか抜けない。

  さて、新米が5キロあたり、従来より+1000円で行き続ければ

  大成功と言えるだろう。

  さて、結果はどう出る?