90歳近い高齢者の便秘の対処の一事例~風邪からの体調不良~ | 井蛙之見(せいあのけん)

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(五十路のオッサン、ロードバイクにハマる。)

霊障なのかただの風邪なのか体調不良に陥っておよそ一か月が経過した。

今は、「のどの痛み」「酷い咳」「鼻水」といった症状はクリアしたものの、

酷い咳を繰り返したときにやってしまった脇腹(肋骨の痛み。たぶん、疲労骨折くさい)

の痛みが残り、咳をすると痛い。

今回も自分をモルモットにして「総合感冒薬」+「鎮痛剤」+「ポ〇リスエット」

→「咳止め」+「鎮痛剤」→「鼻水(ア〇グラ)の後発薬」という組み合わせで

自力で「風邪の症状」は治した。

この間は「ヤクの多重服用」でジャンキーのように頭が常にクラクラしていた。

今は、「肋骨の痛み」と、これとは別に「両肩の痛み」がある。

「肋骨の痛み」は病院で診てもらって仮に「疲労骨折」であったとしても、

「痛み止め」と「湿布」か「塗り薬」という処方だろうと想像できるので

自前のヤクで賄う。

問題は長く続く「両肩の痛み」なのだが、どうしたものか思案中である。

 

私はこの程度で済んだのだが90歳近い母親も同じ経過を辿ったあげく、

(肋骨は大丈夫そう)最後にひどい便秘で苦しんだ。

幸い、「頼みの綱のお医者様」の「診断と処方」で長い格闘(一週間くらい)

から解放されたようで、「のど元過ぎればなんとやら」で今はごく自然に

ふるまっている。

 

もともと、毎食後、片手の指では足りない種類の薬を

飲んでいるのに加えて、「風邪薬」も飲んでいたので、

何が便通の悪さをしているのかわからない状態だった。

そもそも高齢なので・・・

①便を押し出すための腹筋が弱い

②薬を多重服用しているのでどれが、何に影響しているのかわからない。

③食欲はないので、体力を落とさないように、「高蛋白質」で「糖分」があり

なおかつ、のどが痛くても食べやすいプリン(卵液を使っているゼリーじゃないやつ)

を食わせた。(こういう場合は命令形)

本当は風邪で食事も摂りたくない場合は「ポカ〇スエット」が

「糖分」も「水分(ミネラル)」も吸収できてよいのだが

年寄りは変わったものを嫌うので喉に負担が少ないプリンにした。

そして、水分はなるべくとるようにと。

 

便秘ということで私が常備薬で持ち以前から渡しておいた

「ビオフ〇ルミン」という乳酸菌系の便秘薬を合わせて使っていたが、

どうにも今回の頑固な便秘にはこいつでは効かないようだ。

 

そこで某量販店に常駐している薬剤師に相談してみたが「ビオフ〇ルミン」

という選択はどうやら間違っていないらしい。

そのうえで、便秘薬を尋ねると無難に「酸化マグネシウム」

(おなかが痛くなりにくいピンクの小粒ですね)を薦められた。

 

ところが、「出口付近にいらっしゃる固い便」というのはそうセオリー通りには

うまくいかず、お出ましいただけないらしい。

主治医に電話で状況を聞いてもらったうえで、今回の風邪関連では三回目の通院となる。

 

病院において浣腸という緊急の実力行使に出ていなければ「診断の上、投薬だろう」

と思っていたがまさに予想通りの処置であった。

今回は薬の中でも飲み薬と座薬が投入されていた。

処方された2種類の便秘薬はジェネリックでなく新規のもので期待できる。

座薬を投入するあたり、どうやら医者も本気を出してくれたらしい。

こうした「正しい」診断をもって、その後2時間ばかりトイレにて

奮闘した結果、無事に「バナナくらいの長さ」のものがお出ましになって、

その後も同様のものが3回出たらしい。

幸いなことに腹に違和感もないとのことだ。

尾籠な話ですんまそん。

 

とはいえ、女性の便秘、特に、40代以降の「酷い便秘」は

大腸がんの可能性も高いので注意が必要らしい。

便も異常な臭いを放つので、もしそうであれば受診したほうが良い。

腹に違和感が残っており、ポリープならまだましだが

癌はまだ小さくても切除しないと手遅れにもなりかねない。

とはいえ、これはこれで解消した。

やれやれである。