大祓奏上と人形祓い | むすび

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天巫泰之



毎年、6月末と12月末に、各地の神社で大祓の神事が行われます。
社務所にて、人形祓いの受付をしています。

今回は、自宅でひとりで行う、人形祓いです。

◇祓い清め方

人形(ひとがた)があなたの厄を人形にうつしてから人形を燃やすか、川に流して厄を祓います

①人形を白い紙に描き、切り抜きます

②人形に氏名、年齢(数え年)をお書きください
数え年とは生まれた時が1才で、お正月を迎える毎に1つずつ加えて数えるものです

③祈願を込めながら人形で身体をなでて、知らず識らずのうちに犯した罪、穢れを人形に込めて下さい

④人形に息を三度、吹きかけてください

⑤人形を火事に気をつけて焼くか、川に流します
当日、ないしは数日以内に致しましょう

⑥大祓祝詞を聴きましょう。できましたら、そのあとにシャワーを浴びるのがおすすめです。そのさい、粗塩を体にふりかけて、シャワーで洗い流すさい、「祓いたまへ、清めたまへ」と唱えながらシャワーを浴びるとよいでしょう。