私たちの本来の世界は弱肉強食の世界ではなかった? | むすび

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天巫泰之


現在の地球世界での「弱肉強食」の世界です。
ですが、YouTube動画では、犬とネコ、鳥とネコなど、幼い頃から一緒に育つと、家族のようになり、決して相手を食べようとはしません。

本来、私たち人間とほかの動物たちは家族のように、食べあうことなく生きていたおなじ生物同士だったのかもしれません。

ベジタリアンの人も、草食動物も、植物の命をいただいて生きています。
それは、地球世界では、この肉体を生かしていくためには、植物やほかの動物の命をいただくしかないからです。

植物たちも縄張り争いをしています。
植物たちがつくり出す化学物質によって、まわりの植物の生育を妨げたり,逆に生育を促進したり、害虫を寄せつけないようにすることをしています。

本来、人間の所有物でもない土地を売り買いし、領地の問題で紀元前の時代から争い続けています。
どの企業も生存競争が激しく、必要以上に利益を求め、拡大をめざします。

生存競争、それは本能からなのでしょうか?
それとも、食らわれる前に食らわねばという恐怖感からなのでしょうか?

私は宗教組織に属していませんが、神道と仏教が好きです。
仏教、釈尊の教えは、赤ちゃんを食らっていた「鬼子母神」さまのような神さまも仏教の守護神にされるという懐の広さ大きさがあり、とても大好きです。
戦いのない世界を理想としている教えがなによりも大好きです。

いつの日か、すへでの命を奪いあうのではなく、助け合う時が来ればいいと思います。
それは、すべての命が肉体から解放される時なのだと思います。

             (了)