始まりの詩 | ruhaの心音

ruhaの心音

心の音を文字に。

 

 

始まりの詩

 

始まりの一粒


始まりのひと粒が

くるくる回るうちに

3つに分かれて

別々の音を奏でる

時が来れば、思い出す

ひと粒であったことを

 

この日をどこかで待っていた

3のうち2つが引き合い

ひとつになり

音を奏でる

 

ひとつになった2つは

もうひとつをみつけ

始まりのひとつ粒に戻り

新たな音を奏始める