千年の約束 | ruhaの心音

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心の音を文字に。

 

千年の約束

 

 

 

この広い宇宙(そら)の下(した)

遠い昔の約束を

今も探し続けてる。

 

微かに見えるまぼろしは

確かにそこにいた証。

説明のしようがないもどかしさと

痛いほど感じる愛おしさ。

 

確かにそこにあったもの。

確かにそこにあったもの。

今は、思い出の様な空模様。

 

ある時歩いた宇宙の下

微かに感じるつながりが

確信へと変わる瞬間

不安と恐怖と期待が入り混じり

その姿を眺めてる。

 

千年前の約束を覚えているか。

あの時、ここでした約束を。

僕ははっきり覚えてる。

あの時、交わした確かな絆。

 

夕陽が宇宙を染めた時

千年の約束が弾け出す。

あの時のあの場所で

二つの魂は、一つになる。

 

そして宇宙へと舞い上がる。