「ラケットに全幅の信頼を寄せる」(ラケットを変えれない理由) | ペン表卓球への道

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大阪市在住のサラリーマンです。趣味は、卓球、読書などです。大学時代までやっていた卓球を再開しました。現在、卓球練習を週1回2時間、試合を月2回のペースでやってます。

 今回は「ラケットに全幅の信頼を寄せる」と題しBlogしようと思います。



1、使い慣れた卓球ラケットから新しいラケットに変更しても、また元のラケットに戻ってしまう理由



①体が染みついた感覚に合わないから


 長い間使ってきたラケットは、重さ、弾み、振り抜き、ボールタッチまで、全部体が無意識に覚えています。


 新しいラケットは性能が良かったり、理論上は合っているはずでも、「微妙な違和感」がプレー中にストレスになるんです。それで結局、安心できる元のラケットに戻したくなります。



②試合での不安が出るから


 練習中は新しいラケットでも「まあまあいける」って思えても、試合になるとちょっとでも違和感があるとミスが増えて、精神的に不安になります。その結果、「やっぱり前の方が安定する!」ってなりやすいです。



③新しいラケットの特徴を活かしきれないから


 新しいラケットは、例えば「スピード重視」とか「回転重視」とか方向性が違ったりします。プレースタイルも微妙に調整しないと本来の力を発揮できないんだけど、そこまで大きくプレースタイルを変えるのは結構大変。それで「やっぱり自分には今までのが合ってる」となりがちです。



④ラケットに「思い出」があるから


 単純な話、勝った思い出、うまくいった記憶が詰まってるラケットは精神的にも安心できるんです。「あのときのラケット」って。




2、ラケットを本気で変えたいなら


 ラケットを本気で変えたいなら、ポイントは「慣れる覚悟」と「変えた先のビジョン」を持つことです。具体的にはこういうステップが効果的です。



①目的をハッキリさせる


「なぜ新しいラケットに変えるのか?」を自分の中で明確にします。

たとえば:


・回転量を増やしたい

・もっと弾みがほしい

・ブロックが安定するラケットがいい


変える理由がハッキリしていれば、迷いにくくなります



慣れるまで戻らない期間を決める


1ヶ月は絶対に新しいラケットでやり切る」とか、期限を決めて試すのが超重要です。


 最初は違和感あっても、23週間すると「案外こっちの方がいいな」って感覚が育ちます。


→ 人間の感覚って意外と順応します。



③プレーを微調整する覚悟を持つ


 新しいラケットに完全に合わせるために、打ち方やタイミングをちょっと変える必要が出てきます。


「前と同じ打ち方じゃ無理だな」って割り切って調整すると、案外すんなりいくこともあります。



④調子が落ちてもラケットのせいにしない


 最初は上手くいかない日もあるけど、「これは慣れの問題」って冷静に受け止めることが大事です。


→ 自信を持って「これは慣れたら強くなれる」と思い続けるのがコツです。



⑤信頼できる人のアドバイスをもらう


 コーチや信頼できる先輩に「そのラケットでの打ち方どう思う?」って聞いてみると、客観的な気づきがあったりします。



 思い切って変えるって勇気いるけど、「変えることで強くなる未来」を想像できるかどうかが本当のカギかもしれません。




3、参考記事


  ラケットに全幅の信頼を寄せる。

チャンピオンはむやみにラケットを変えない!


  グッズ・ストーリー(江口冨士枝編)


「卓球王国Web」アーカイブ (2021.6.5)    「卓球グッズ2009

江口冨士枝 〜知られざる用具秘話〜

「スズエちゃんのコルク」より


 ラケットはチャンピオンの戦友だ!

血のにじむような練習の間、常にその手

に握られ、試合での決定的な場面でチャ

ンピオンたちは、そのラケットに全幅の

頼を寄せ、ボールを打ち込む。


 その信頼を作り上げるために、チャン

ピオンはむやみにラケットを変えない。






(出典:が卓球王国Web」アーカイブ)



江口 冨士枝(えぐち・ふじえ)


 19321118日、長崎県長崎市生まれ。6歳で大阪に移る。1957年世界選手権女子シングルス優勝。世界選手権には5回出場し、6個の金メダルを獲得。超人的なフットワークから放つフォアハンドスマッシュを武器としたペンホルダー一枚ラバー攻撃型。