松下大星選手のラケットについて | ペン表卓球への道

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大阪市在住のサラリーマンです。趣味は、卓球、読書などです。大学時代までやっていた卓球を再開しました。現在、卓球練習を週1回2時間、試合を月2回のペースでやってます。

 今回は「松下大星選手のラケットについて」と題しブログしたいと思います。

 現在、市販では松下大星モデルのラケットは製造・販売されていません。
 そのラケットとは、どうすれば入手できるのか、なぜ製品化されていないのかについて探ってみたいと思います。



●松下大星選手とは

・所属:  クローバー歯科カスピッズ
・戦型:  右ペン攻撃型(裏面使用)
・生年月日:  1996年8月5日
・出身地:  熊本県熊本市

・主な戦績
 2023年
・日本卓球リーグ選手権ビッグトーナメント茨城大会
 男子シングル優勝
・東京卓球選手権大会・男子シングル優勝

 2022年
・全日本卓球選手権大会・男子シングルベスト8
・ビッグトーナメント福島大会
 男子ダブルス2位
・全日本実業団卓球選手権大会・男子団体優勝


(出典:バタフライHPより)



●松下大星選手の使用ラケット

 松下大星ラケット<バタフライ特注>
・木材5枚合板+アリレートカーボン2枚
・日本式ペンホルダー(角丸型?)
・反転を前提としない両ハンドペンドラ用

 (参考)ラバー
 (フォア面)ディグニクス09C
 (バック面)ディグニクス05



 未だ松下モデルの市販ラケットなし
ただし、松下選手はバタフライの契約選手


(出典:卓球王国Webより)


(出典:バタフライHPより)



●入手するには

1、特注する(ただし2026年8月以後製造中止)

2、既成のラケットを松下モデルに改造する

①ガレイディアリボルバーの改造
・木材を3枚→5枚に変更
・アリレートカーボン2枚はそのまま
・裏面のグリップ部分のコルクを削る

②インナーフォースレイヤーZLC-CSの改造
・木材5枚はそのまま
・ZLカーボン(インナーファイバー)2枚
 →アリレートカーボン2枚に変更
・中国式→日本式角丸ペン

③松下モデルのラケットの製品化を待つ


(ガレイディアリボルバー)

(出典:卓球屋サイトより)


(出典:バタフライHPより)



(インナーフォース・レイヤーZLC-CS)

(出典:卓球屋サイトより)


(出典:バタフライHPより)



3、なぜ松下モデルのラケットを製品化しないのか?

①採算が合わない(購入者が少ない)

②製品のラインがない
・松下モデル向け日本式グリップ(独特な形状)
(⇔中国式・日本式・反転用)

・木材+特殊素材の組み合わせ
(既成製品と各枚数が合致しない)


 しかし、松下モデルラケットのニーズが高まれば製品化される可能性はあると思います。
 製品化すれば約20,000円程度の価格か?


 (追記)
 尚、2024年4月よりバタフライは特注ラケットの受付(特約店扱い)を再開しているようです。