以前、大阪マスターズで坂本選手の試合を観戦しましたが、質の高いサービスとレシーブから、完全に相手の攻撃・ブロックのコースを読み切り、つけいる隙を与えない。攻撃的かつ鉄壁のショートと一撃のスマッシュ、ナックルを上手く使っていました。一人群を抜いていて実に安定感のある卓球でした。
私も、今後は坂本選手のような卓球(技術、用具等)を目指すべきだと感じました。
何故、坂本選手は強いのでしょうか?「卓球王国」の記事やYouTubeの動画等を参考に、その強さを探ってみたいと思います。
1、坂本憲一選手とは
1957年生れ
右ペン表前陣速攻型
1975年インターハイ・シングルス優勝
1978年インカレ・シングルス優勝
1978年全日本混合ダブルス優勝
1979年インカレ・ダブルス優勝
1990年〜全日本マスターズ通算19回優勝
2、坂本憲一選手の卓球
鉄壁のバックショートで相手を振り回し、チャンスボールは一撃のフォアで打ち抜く。
ペンならではの利点はサービス、台上、スマッシュがやりやすいこと。
表ソフトの性能を最大限に利用してナックルで攻め、ナックルで守る。早いタイミングのナックルでスーッと滑るようなボールで返球する。
どこに打たれても返す堅いバックショート、バックショートの練習は実践的な応用をする。
3、坂本選手の用具考
(ラケット)
バタフライ特注、丸型・7枚合板で弾まないもの
(ラバー)
オリジナル(表)、特注で弾まないスポンジ
飛ばないラケットに飛ばないラバー。ブロックが止まる。強打する時だけはスポンジにスーッと食い込んで木で打つイメージで打てる。
(出所)
2017年2月号「卓球王国」
我ら、ペンホルダーズvol.27
(全日本マスターズで聞いた、ペンホルダーで勝つ秘訣)より
4、参考動画
●第69回(2017年)東京卓球選手権大会男子フィフティ決勝
Rallys(ラリーズ)YouTube動画 (2017.9.27)
●第70回(2018年)東京卓球選手権大会男子ローシックスティ4回戦
Labo Live (2018.6.6)