「技化/量質転化の法則」(卓球編)について | ペン表卓球への道

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大阪市在住のサラリーマンです。趣味は、卓球、読書などです。大学時代までやっていた卓球を再開しました。現在、卓球練習を週1回2時間、試合を月2回のペースでやってます。

 今回は「世界の見方が変わる50の概念」(斎藤孝著)の本の中から概念23【技化/量質転化】について紹介したいと思います。

 卓球に置き換えてみれば、とても参考になると思います。


【技化/量質転化】
 上達できないとあきらめていないか。


 上達するぞ!という意識を持って技化にとりくもう。

 仕事、スポーツ、芸事などの指導者には「自然にできるようになりなさい」「気合を入れて練習を積めば、無意識でできるようになる」と言う人がいますが、「上達の過程」で「意識せずに、無心で、自然に」はまず無理です。

 まずは「無心」ではなく意識的に「有心(うしん)」で技を使いつづける、つまり練習しつづける必要があります。


 器用でない人でも<技を身につければ、それは一生もの>です。
 自分は不器用で、センスもないから技など身につかないと決めつけないことです。


 うまくなりたければ<質が変化するまで量をこなす>必要があります。
 弁証法ではこれを<量質転化の法則>と言います。


<いつやってもできるものが技>です。

 技とは<反復練習によって身についた、いつでも取り出し可能な動き>です。

 また<一度できるようになると、それ以降はずっとできる>のが技です。


 <修練>→<習熟>→<自動化>という流れが技を手に入れる基本です。

 自動化されることで意識に余裕ができます。

 無意識にできることが多ければ多いほど、今の意識は新しいことに使えるようになります。


 <意識の量を増やす>のが上達のコツです。

 一つずつ技にしていくことで、意識できる範囲を広げていくことができます。

 技化をめざして<技を鍛える>ことが大切です。


 (参考書籍)

「世界の見方が変わる50の概念」(斎藤孝著)