核心をついたら  3/7-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

自分でも驚くほど自然に

ど直球の質問が

口から飛び出した。


外食した夜のこと。

少し酔っ払っていたせいだ。



「クマオさん、 

 〇〇サロンの

 〇〇さんのこと

 好きなん?」



クマオはビクッとしたが

見事に取り繕った。



「何でやねん! 

 んなことあるかい!」



「でも、

 クマオさん、

 〇〇さん、長いでしょ?

 ずっと前からその人に

 担当してもらってること

 知ってるもん」



クマオは

何かワーワー言って

否定していたが、

そこはよく覚えていない。


遮って言った。


「いや、

 あのさ、

 私が行ってるとこさ、 

 一人でやってはるし、

 全然予約取れへんのよね。

 でも、

 クマオさんが行ってるあのサロン、

 よく空きがあるからさ、

 私、予約しようかなって

 思ったりもするんやけど」


「行ったらええやん」


「いや、

 私さ、

 クマオさんとその人が

 何かあるなら、

 そんなとこよう行かんのよ」

(不思議にこの時は

 こういうことがサラッと

 言えた)

 


「だから、

 ないって!」


(そうなん?)


「いや、行って

 その人の顔見たら

 私、思い切りネガティブに

 なりそうで」


「だからないない」


と、

このやり取りを数回往復。



クマオがここまで言うなら

やっぱり本当に何もないのか?


これごときのやり取りで

すでに安心し始めている私の心。   

だけどもう一押し念を入れた。



「じゃあ、

 〇〇サロンは?

(あの時クマオが付き合っていた

 女性のお店だ)


 ちょっと遠いけど  

 上手そうやから」



「いやいや、やめて。

 そこは行かんでええ」


「へへ

 わかった」

(ここはあかんのや)


「てか、

 りこちゃん、

 大丈夫?

 またそんなこと言い出して」



「うん、

 大丈夫ー」

と、また軽く流した。




本当のところは

わからない。


だけどもどうであれ

今私が

聞きたいこと

言いたいことは

全部出せた。


答えはどうであれ、

真実はどうであれ  

核心がつけたことで

モヤモヤは減った。