もう一つの記念日のこと    2/29-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

2月が終わるこの時期、

この季節特有の空気感に

私の心は少しざわざわする。

 

 

今週の日曜日3月3日は

クマオとの丸14回目の記念日。

 

「えっと

 何回目やった?」と尋ねるクマオに

 

「14回目やけど

 何か中途半端やから

 今年はスルーでいいか。

 来年は15回目やから

 何かしぃたいな」と言うと、

 

「うん、

 マイルもたまってるから 

 どこか行けたらええな」と笑う。

 

 

来年もこの関係が続く前提での

まるで夫婦のような平和な会話だ。

 

 

私は「うんうん」と頷きながら

 

クマオはもう一つの3月3日のことは

もうすっかり忘れているのだろうかと

思った。

 

 

もう一つの3月3日。

それは5年前の3月3日。

私はクマオの浮気現場に遭遇した。

(そのあたりのことは

 私のブログの一番最初に書いている)

 

 

その日、

私はクマオにこうラインを送った。

 

「奇しくも今日は二人の8回目の

 記念日でした。

 あの時会った時も

 私はピンを連れていました。

 そして今日もまたピンを連れていました」

 

 

クマオからの返信はなかった。

 

 

新しい恋に夢中になっていた男の心に

(古い)記念日などどうでもよく、

罪悪感にも及ばなかったのだろう。

 

 

 

記念日が持つこの二つの局面。

 

一つは、とてもキラキラしていて

恋の始まりの予感に溢れている。

 

そしてもう一つは、

とても苦々しく

思い出すと息苦しくなる。

 

 

私にとって明暗の日だ。

 

 

 

 

 

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