ちょっと重いタイトルだが書いてみたいと思う。
3.11以降、趣味、娯楽などを削り、真実を知る為に時間を割いてきた。
しかしそれは苦痛ではなく、むしろ自分が人間として成長する為に必要な過程だったと思う。
孤独や絶望に苛まれた事もあるが、むしろその孤独感、絶望感から得られたもの決して少なくないと思う。
今迄、自分のなかで『常識』だと勘違いしてたものの多くが、故意に与えられた『嘘の常識』である事を見抜けた時は喜びすら感じた。
自分の人間的な成長もそうだが、ある時から自分の学んできた知識を人の為に
いかせないだろうかと考えようになった。
多くの人々が『実際にある毒を毒として認識出来ないのは何故なのだろうか。』
この1点の単純な疑問の回答を得るためにどうすればいいのかから考えた。
見ているものが違えば毒を毒と認識出来ないのはあたりまえという前提は大切。
今、多くの人が国、メディアなどに不信感を持ち『どの情報を信じればよいのだろうか』と疑問を持ち始めた事は日々実感している。
しかし多くの人々は真実を追求する探究心どころではなく、日々の生活に追われ考える余裕すらない人も大勢いるだろう。
そう言った意味では時間的に真実の探求が出来る人は恵まれているのだと思う。
ただ残念なのは比較的時間がある方でも自分や自分の大切な人の命を脅かす『毒』の認識が出来ずに趣味、娯楽はもちろんフェイクニュースなどにも貴重な時間をさいてしまっている人達も大勢いる事。
人類史上最悪と言われたレベル7のチェルノブイリ原発事故により放出された猛毒である放射性物質は東電ですらその10倍以上と認め、チェルノブイリのように石棺にも覆われておらず、原子力緊急事態宣言は10経った現在も解除さておらず、今後解除される見通しがない国の存続に関わる福島第一原子力発電所の核爆発。
今も日々放出される放射性物質を気にしない人達が多いのは偶然ではない。
しかしこの10年間いくらそう訴えてもごく一部の人は気がついてくれたが相変わらず大多数の人は気にもとめない。
それがどうしても自分自身で納得出来ない。
多くの知るすべもない子供たちがどうして犠牲にならなけらばなないのか。
筋が通らない事は納得がいくまで徹底的に調べる性格的な事もあると思うが
何故人々が子供や自分の命に関わる事にこうまで無関心でいられるのかが不思議だった。
世の中には子供の命など自分さえよければどうでもいいという奴らが一定数いる事は実感しているが、多くの善良である筈の人々の無関心がどうしてもわからないかった。
何故、そんな大切な事がわからないのか？
それから真実の探求が始まったと言ってもいい。
3.11から10年経った節目でこれからが本番だという事はチェルノブイリの事例から明らかにも関わらず、そもそも歴史から学ぼうとせず、偽の事実を見せられ今迄の生活を続けてそれが普通だと思っている大衆の心理に疑問さえもたない人が大多数である事は周知の事実。
それは偶然ではないのでどうすれば人々に真剣に自分や自分の大切な人の命について真剣に考えてもらう事が出来るのかを今の自分の知識で出来る限りわかりやすく以下に説明したいと思う。
基本的に人は本能と理性を合わせもつ不完全な存在である事を常に意識する必要がある。
この世に完全な人間など存在しないのだから。
人は時に感情に動かされ、時には冷静に物ごとをみる事が出来るが常に冷静に物ごとを判断する事は出来ない。
比較的いつも冷静で物ごとを見てる人でも多くの人が信じる事には時に冷静さを失い感情で判断してしまう事が多い。
多くの事柄を一個人としては冷静にみる事が出来ても大衆になると感情で動かされる事のほうが多い。
これは今回のコロナ禍で確信している。
多くの知識人、権威ある学者などと世間一般では言われている人達も例外ではない。
新聞、TV、ラジオ、ネットなど情報が多い現在において、それだけ真実を見極める事は困難だと断言してもいい。
ごく一部の情報をみてそれが正しい情報であると安易に決めつける事は極めて危険である。
群衆の心理でまわりの多くの人が信じている事が必ずしも真実とは限らない。
いや、多くの人が信じている事こそまず疑ってかかる必要がある。
何故なら、長年研究を重ね、人々の感情を緻密に計算し大衆から搾取する事を
目的とした支配層の存在があるから。
一個人として冷静に考えられる人がどんなに馬鹿げた事でも、大衆になるとその冷静さが機能しなくなり感情で判断するようになる。
一例をあげると実際に無名な頃から長年研究を続け、それを実行したヒトラーは大衆をひきつけた。
ヒトラーはどんな本を読みどうやって大衆を陽動したのか？
そしてその具体的な方法は？
そして彼は誰を恐れていたのか？
そのあたりに疑問を持って調べると真実に一歩近づくかもしれない。
ヒトラーが恐れたルドルフ・シュタイナーなどの本は私には難解で読み返しても理解出来ない部分は多いが得る事も多い。
現代社会において支配層が所有する新聞、TV、ラジオ、ネットなどの情報は常に彼らの理想に導くように誘導されている事を意識する必要がある。
彼らが何を望んでいるのかを知る必要がある。
実際に大衆をどうやって従順な羊にするのかは過去にブログで『もの言わぬ羊』と言うタイトルで既に書いたからここでは詳しくは書かない。
ごく簡単に説明すると戦後GHQと旧帝国大学名誉教授が構築した教育システム。
『90%の国民がもの言わぬ羊となる』為の教育と言う名の洗脳。
既にもの心ついた幼い頃から洗脳は始まっていたなんて多くの人達は認めないだろう。
いつの時代も支配層が考える事はそれほどかわらない。
時代と共にそれがより複雑になる事はあっても基本は変わらない。
私にもまったく同じ事が言えるが、自分は不完全な人間である事を常に意識し
謙虚になる事がまずその第一歩だと思う。
それを常に心がけ本能による感情を出来るだけ抑えて冷静に物ごとをとらえる事を意識する。
真実を知ろうとする探究心は欠かせないが、そんなところにヒントがあるような気がする。