8ヶ月、長かった。

やっと願いは果たされた。


なのに、こんな些細なことで
早くもズレが生じ始めているなんてことないよね?


過敏になりすぎている
お互いの言葉のひとつひとつに。

好きだから、不安だから
気になりだすと深みにはまる。


周りが見えなくなる。
相手のせいにする。


ただ笑っていられる日々はもう終わったのかも

これからが正念場

本当のふたりの想いが試されるのだろう。













すぐ投げやりになる自分が嫌い
思い込みが激しい自分が嫌い


気づかなければ
もしくは気づかないふりをしていれば
乗り切れるであろうちょっとした変化に
過敏に反応する


そして早合点。
すべてを悪い方向に考える
もうだめだと、勝手に結論を出す


もっと泰然として構えて
動じない女になりたいのに

自信がないから
いつだって不安だから、、、


心のゆとりがほしい
信じていいって確証がほしい


でも、
人の幸せを踏みにじっておいて
幸せになんてなれないというのなら

あたしには、彼との幸せは訪れない。
あたしには、そんな資格なんてない。


これは進んではいけない道だった?

あのとき宣言したとおりに生きていれば
こんなに心がざわつくこともなかった?

罪悪感に苛まれることもなかった?


あたしは弱くて、ずるくて、最低だ。

人のせいにして、いい人を演じて、
人任せにして、自分のことを棚にあげて。



強くなろう。
言い訳なんかせずに、逃げ道なんて作らずに。

一歩踏み出さなきゃ。
こんなあたしじゃだめだ。

多少のリスクを背負って、
耐えがたいほどの苦しみを味わわなきゃ。

その先に見えてくるものなら
きっと信じられるから。


これができたら
少しは自分のことを肯定できるだろうか?

逸脱ばかりしていた
あたしの愚かで惨めな人生を
少しぐらいは笑えるだろうか?








彼とは最近うまくいってる

ホントの恋人同士のように
週末はいつも一緒にいる

甘い時間が流れる

彼女の姿がおもむろに消えてゆく


でも、
ふたりの関係が深まるのと引き換えに
後戻りできない不安に襲われる

彼女とはどうなってるのだろうか


彼が言うには

彼女には別れ話をしたらしいけど
嫌だと言われて結局別れられなかったと。


こういうとき、どんな言葉をかければいいの?


話そらされたからぶり返すのはやめた


彼女は彼の前でごねるタイプみたいだ

彼が会えないと言えば泣きじゃくる。
別れようと言えば聞く耳を持たない。


あたしとは正反対だから、なんか気に入らない。

あたしにはそんな真似できない。

うざい女に思われたくないから。

好きならなおさら
何も言えなくなってしまうんだ。

もう、気持ちがないのなら
どんなに抵抗しようが無理だと思うからさ

それなら聞き分けのいい女で終わりたい。

可愛げはないだろうけど
すがりついて醜い姿をさらせるほど強くはない。



結局、彼との仲はより親密になったのに
彼との関係は変わらないまま

彼には彼女がいる
それでいてあたしと逢瀬を重ねる


あたしは彼のなんなんだろう?
この答えは薄っぺらいもので。

かたちとしてはただの同期で、
肩書としてはただの友達で。


彼から発せられる言葉はまるで
ふたりが恋人のようであるけれども。


彼の言葉を信じるしかない
ふたりをつなぐものは何もないから。