ちょっとヨーロッパへ4 ウィーン@オーストリア | 旅と生活の備忘録

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11月14日金曜日
ハプスブルグ家が600年にわたって住んでいた王宮へ。
ハプスブルグ家といえば、戦いではなく(政略)結婚によって力を伸ばしていったことで有名な貴族。
この一族で自由恋愛で結婚した人は何人いるのか・・・・。
ちなみに、女帝マリアテレジアは16人の子供を産んでいる。今ならテレビ東京あたりの大家族特番に出てるはず。

銀器コレクションはピッカピカです。
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日本の有田焼きや伊万里焼も数多くコレクションに入っています。
でも、シルバーの縁取りとのコンビネーションは、日本人には考え付かないことです。
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王宮はさらりと見終わってしまい、リンクと呼ばれる環状道路の中の見所へブラブラ。
ウィーンのランドマーク的存在のシュテファン寺院。137メートルの塔(南)は世界で3番目の高さ。
屋根のタイルも美しい・・・・・けど、曇り空で、ちょっとザンネン。
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寺院の前ではストリートパフォーマーが。
入れたお金の分だけ演奏してくれます。少ないと、ギィィィィィと弦がうなるだけ・・・。
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ブランドショップにみやげ物とにぎやかなケルントナー通りを抜けて、市場ナッシュマルクトへ。
通りに沿って、肉屋、魚屋、惣菜屋、八百屋、花屋、雑貨屋、服屋などが立ち並ぶ。
午前中の方が、賑やかなのか。
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ナッシュマルクトを過ぎると地下鉄の駅が。
やっぱり、地下鉄の駅も街に似合うように作られています。
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ウィーンの地下鉄や路面電車は自分で切符を検札機に入れてガチャリと打刻します。
検札機は日本のように扉が閉まるタイプではなく、通路にただあるだけ。
ワンデイ・パスなら、最初にガチャリとやれば、あとは何もしなくてもカバンに入れっぱなしでいい。
ホームの駅員なんて、ほとんど見かけない。検札の係員もあまりチェックしてないし。
他の旅行者と話していると
「ウィーンは、無賃乗車できるね~」 とのこと。
でも、見つかったら、罰金!ヒエッ!

リンク内を歩いた後は、地下鉄でシェーンブルン宮殿へ。
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美しいはずの庭園も、すっかり冬枯れ。掘り返して次の植え付けを待っている状態。
おまけに日没が早い季節なので、3時過ぎで黄昏どき。うーん、物悲しい・・・・。
なんか、一人で旅してると「傷心旅行か?」と思うことも。
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宮殿の庭の奥には小高い丘があり、そこから眺めるウィーンの街並みも美しい。
予想以上に高層ビルがない。
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まだ午後4時だというのに、庭園内をジョギングする人が多い。
アップダウンもあり、ジャリ道、土の道とトレーニングにはもってこいだ。
それにしても、サラリーマン、OL風のジョガーだが、平日のこの時間に仕事はドウシタ???