回想ツアー パタゴニアのプンタ・アレーナス(チリ) | 旅と生活の備忘録

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2008年1月4日
プエルト・ナタレスから、ちょっと南下。
プンタ・アレーナス へ。
この二箇所の名前が、いつも頭の中でごちゃまぜになる。どっちが、どっちで、どっちだったのか・・・。

ナタレスを出たバスはガラガラ。乗客は6人くらいか。
有刺鉄線で区切られた心細くなるくらい広い大地を眺める。パタゴニアをジグソーパズルのように分割する所有者がいるという事実が、なんとも可笑しい。

お!エアーズロックか?
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沿道の花を見て気づく、今日も寒風吹くパタゴニアでは春から夏へ移り変わろうとしている。
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3時間でプンタ・アレーナスへ到着。
さっそく、ペンギンツアーを探す。
ここ、アレーナスではマゼランペンギンの営巣地が見られる。
茶色の産毛がふかふかの子供たち。
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ちょっと、お宅拝見いたします。
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浜辺ではしゃぐペンギンたち。
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やはり「かわい~~~」を連発してしまいます。

こちらはペンギン鍋。
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ではなく、セントロのレストランのランチョンマット。なぜか、すき焼き・・・・。
和食は世界の食べ物ですな。

それにしても、アレーナスは酔っ払いが多い。
タバコくれ~~、金くれ~~と近寄ってくるのが、ちょっとコワイ・・・。

翌日は免税エリアへ。
ブラブラ歩いていると、すんごい改造車を発見。世界中の国立公園のステッカーが貼ってある。
ツワモノの車とお見受けし、失礼ながら写真を撮らせていただく。
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ほどなく所有者と思われるご夫婦が登場。
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お話をきくと、ドイツのご夫婦で、2005年5月からこの車で旅しているそうな。その数85カ国。
車内は調理もできるし、ベッドもあるし、温水器もあるから湖の水でもひけば、ホットシャワーが使えるそうです。ご主人様は68歳。奥様は69歳。
奥様いわく「運転は、主人ばかりなのよ」と。
ご主人は「これはトヨタの車なのに、この車では日本に入れてくれないんだ。日本政府はクレイジーだ」と。「排ガス規制や改造車の規制がうるさいからですよ」というと「帰ったら、政府に言っといてくれ」と。はい、努力いたします。
素敵なご夫婦だなぁ。