メトロに乗って | 旅と生活の備忘録

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生活と旅の備忘録。

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今日観た映画 メトロに乗って
この本を手に取ったのは5年くらい前。
その頃、お風呂で本を読むのが好きで、ヨレヨレになっても心苦しくならないように、古本屋へ通っていた。
そこで手に取った本が浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」。

ファンタジックだけれど、親子の誤解や愛情がまっすぐにつながってゆく過程がとても心に残った。
ちょっと悲しいけれど・・・。

映画を観て、浅田次郎本人もチョコっと出ているとことろが、恥ずかしがりやの出たがり作家としてとても可愛らしい。

浅田次郎作品は、ファンタジックな「メトロに乗って」や「椿山課長」、やくざと元自衛官などが登場する「きんぴか」、中国歴史小説などとにかく「何書く人?」とジャンル特定なしの無節操ぶりが好奇心を引く。
エッセイ「勇気凛々ルリの色」も硬い内容からシモネタまで満載で面白すぎる!
このエッセイを読んでいると、彼の作品には自分の生い立ちや経験を反映したエッセンスが含まれているんだなぁと思う。

次は、椿山課長の映画、観ようかな。

映画の帰りに、木から降りれなくなったネコを発見。
下からフラッシュを浴び、びっくりしたのがきっかけになったのか、木の上で右往左往したあげく滑り落ちそうになりながらも、なんとか無事に飛び降りた。

下にはあやしげな看板があった。
こっちも昭和39年にタイムスリップしたのか?

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