箱根湯けむり旅情 | 旅と生活の備忘録

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仙石原のすすき バスの車窓からでしたが、きれ~。

失業のフリーな時間を利用しようと、10月2~3日の一泊旅行で関西から母と妹が箱根にやってきました。
本当は「東北に行きたかった」(母談)でしたが、妹の仕事の都合もあり、今回は箱根までの北上となりました。
年に2回ほど、わが家女人族恒例の旅行が催行されます。しかし、抜け駆けで一足早く沖縄旅行に行ってしまった姉は、休暇がとれず辞退となりました。

さて、箱根。
これまでに、仙石原と、宮下の富士屋ホテルに宿泊したことがあります。
今回は、湯本富士屋ホテル。湯本駅から見えるホテルは、前回泊まった宮下の富士屋ホテルとは打って変わって近代的です。
とりあえず、午後に小田原で合流したワタシタチは一路芦ノ湖へ!
土日月しか運行していないという回遊船でしばしの船旅。
平日なので、人も少なくゆったりです。
途中で下船し関所博物館へ。
今年新しく修復したとのことで、黒板塀はまっさらでした。
地元のかぁちゃん、という感じのマダムが展示について説明してくれました。
見張り台となっていた小高い丘に上がる階段で、筋肉痛。たいしたことないのに・・・・歳のせいか運動不足のせいか・・・。

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関所のトイレ看板 江戸時代です。

箱根町から湯本へ向かうバスに乗り込んだのは4時過ぎ。峠を上がると、数メートル先が見えない位の霧に覆われてしまい、なかなか幻想的。(でもちょっと事故りそうでコワイ)
ホテルにチェックインし部屋へ案内してもらう。
案内してくれたのはどうやら新人さんらしく、カードキーを渡す間があいたり、部屋を出る前に
「それでは、どうぞ、ごゆっくり、おくつ*☆△、おくつ○×*・・・・ おくつろぎください」
と一生懸命に言ってくれたのが、好感が持てました。

おいしい食事に温泉、露天風呂、マッサージと堪能し、部屋では持参したパックやらフェイスマスクなどで美肌に磨きをかけ、ぐっすり。

ここで、びっくりしたのが、母の一言
「サージカルテープ(病院でガーゼなどを貼るテープ)でしわを伸ばして寝ると、次の日にしわが消えている」「歳をとると、知らずにイビキをかいているが、口をサージカルテープであかないように貼って寝るとイビキをかかない」と言って貼り付けていました。
これには妹と大爆笑。
母いわく「友達と旅行に行くときは、いつも持っていって、みんな貼ってる」と。

もし、口にテープを貼った状態で死んでたら、他殺かと疑われるやん!
*口にテープと言っても、長さ5センチほどのテープをタテに貼るだけなので、すぐにはがれそう。

翌日は登山鉄道の車窓から景色をながめ、ケーブルカー、ロープウェイと乗り物三昧。
湯本駅で和菓子屋さんの「菜の花」でおまんじゅうと、ドラ焼きを買って解散となりました。
ドラ焼きは「小田原うさぎ」という名前で、バターが入っていて、家で「ちんっ!」てして食べたら、ホカホカの美味でした。

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