今日は出張修理を掲載してみます。
1件目 佐賀市の洋裁教室を行われている生地屋さんです。
シュプールの30SXが動かなくなった連絡を受け伺いました。
逆光でほとんど真っ暗で・・・・明るさ調整しましたが、少し見にくい状態ですみません・・・・
はずみ車が30度くらいしか動きません。
早速、カバーを取り外してチェックしました。
糸切りルーパーが戻りっていません。
ん~ 過去になったかな~~何度か修理したような・・・
逆光ですみません・・・・
糸切りルーパーやメスを動かす部分の動作不良のようです。
矢印部分に今回はクレ556を吹き掛けながら、手で動きを助けていくと段々と動きだしました。
油切れですね・・・・
仕上げた画像は取り忘れました(笑)
2件目・・・・
博多区よりブログを見てメッセージを頂きましtか。
JUKIのMO-333です。
こちらも動きが悪いようではずみ車が1回転しません。
何か引っ掛かっているような・・・・
早速、カバーの取り外しです。
これも暗かったので画像の明るさを調整しています。
カバーを外して点検と何か引っ掛かっていないか見ましたがありません。 上から順序よく油を差していくと、上ルーパーの軸が原因でした。
ここは説明書に注油箇所で載っていると思います。
よく動かなく原因ですが・・・・このように動かない場合は焼き付く寸前の場合が多く、茶色に変色していますが見当たりません。
油を差したら、動作良好になりました。
オークションで中古をご購入のため、10年くらい油やメンテナンスを行われてないのが原因でしょうか・・・・
年に1度くらいは説明書を見て少量で構いませんので、注油を行いましょう。
試し縫いも良好です。
問題なくご使用できるでしょう。
針穴にウーリー糸をご使用でしたが、問題なく縫えるですよ。
ウーリー糸はルーパーに通すものと思っていましたが、縫えるんです。 フジックスのウーリー糸と違い伸びや通常の膨らみが極端に少ない糸だったからだと思いますが・・・・
ウーリー糸を針に通すと糸切れが発生しますが、伸びや膨らんだみが少ない糸は縫えるのですね・・・・フジックスは無理でしょう。(風合いがよい上等品だからです)
このロックミシンを購入される前もオークションで購入されたらしく動かなくなったので捨てたそうです。
毎日1~2時間ご使用されるようで年に1度くらいのメンテナスが必要ですとお話ししました。
横にブラザーの工業用ミシンがありますが、糸取りバネがありませんでした。 糸切れの原因や縫い目の締まりが悪くなります。
持ち合わせのバネが無かったので、バネを引き出して加工しました。 ペンチでの加工は見た目が悪いのですが、無いよりましです。 ミシンには必ず必要な部品なので放置せず糸取りバネ破損も修理しましょう。
引っ越し、頂き物なども修理しています。
また、オークション購入や通販、ネットでの購入は路面店では
修理受け付けないお店もあるようです。
実際、店舗勤務の時は私もそうでしたが・・・・(笑)
今日もマニアックなミシンの修理ブログを見て頂き、ありがとうございました。
今日明日は、北部九州は大雨? 小康状態? 溜まった事務処理と中古整備、部品の確認などしようと思っています(笑)
ただ、雨で出たくないだけですが・・・・