シンガー電子ミシンを預かりましたが、逆に送ってしまいます。
糸が絡んだか、何かでカマ、送りのタイミングベルトがズレているようです。
早速、カバーを開けようとしましたが、このタイプ初めての修理で、カバーが外れません・・・・・
後ろからのネジを外し、カバーを外しかけましたが、なかなか取れません・・・・・よくある事です・・・・・ 強引にやるとプラスティックカバーが壊れてしまいます。
カバーを外すのとは違うネジとは思いましたが、裏からのネジを緩めると下糸巻装置が、外れてしまいました。(笑)
表裏のカバーや隠れているネジを探すこと20分近く・・・・ ありました。天秤の奥にネジが
ここまで隠さなくてもと・・・・ 思いながら取り外すと、あとは楽に外せました。
初めての機種の修理で、カバーを外すのは時間が掛かるものです。
ここまで外せば修理は簡単です。
各箇所、ネジの緩みを点検して異常が無いようでしたので、中央にあるタイミングベルトのズレが原因です。
タイミングを合わせるのは、ベルトを張っているローラーを緩めベルトの位置を変更します。
カマと針の位置を合わせ、ベルトを張る為、ローラーを取り付けましたが、若干カマが回るのが遅いようで、最終的にはベルトの掛かっているギアで調整しました。
カバーを取り付け試し縫いも、バッチリと縫ってくれて修理完了です。
今回の修理は、ベルトのズレでしたが、修理するよりカバーを取り外す方が時間が掛かってしましました。 初めての修理にはよくある事で強引にカバーを外すと取り返しのつかない事になります。
こんなに所に隠しネジをと感心します。組み立てるのにも時間が掛かると思いますが、ユーザーには触ってもらいたく無いのでしょう。
メーカーに尋ねれば簡単に教えてくれますが、隠しネジを探すのも楽しみにしています。