日本から「いじめ」は無くならない | 92のブログ

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『いじめ』は日本と日本人の『文化』だからな(笑)
切っても切り離せないものだ。

日本人は「個」の力が足りないため
「集団」での力を重視する。
だから、
集団の戦力にならない協調性の無い人間は排除する。

また、昔の日本では江戸時代に
「五人組」という連帯責任制度があった。
村の中で決められた村民5人グループのうち
誰か一人でも罪を犯せば、
5人全員が同刑として処罰されるというもの。
自然と、誰かがやらかしたりしないかを
5人同士で監視しあうようになり、
不穏な動きや怪しい感じがすると
徹底的に圧力をかける。

集団が個人を攻撃する、
要するに『いじめ』に似た行為を
日本人は少なくとも江戸時代からしていたワケだ。

今でも「いじめ」が発生する要素はある。
例えば、
今の日本の自由民主主義ってのは
いわゆる「多数決社会」だ。
つまり、
ある意見を主張する1人に対して、
別の同じ意見をもった人が2人以上いたら、
その2人の方の意見を採用するのが今の日本だ。
つまり、
徒党を組んだ方が権力を握れるってこと。
集団が個人を凌駕する社会なワケ。

江戸時代から今の今まで、
日本人のDNAには「いじめ」の習性が
深く根強く刻まれてるワケ。
だから、子供の頃から徒党を組んで
個人を攻撃するのは、もはや本能。

大人になったって「いじめ」は存在するんだから。
むしろ、大人の「いじめ」の方が陰湿で狡猾だよ。

もう一つ日本人が「いじめ」を行う理由があって、
日本人は集団を重視するが故に
「みんな意識」が強い。
要するに自分と同レベル、同種類の人間で集まり
仲間を形成する。
逆に言えば、
自分とは同レベル、同種類じゃない人間、
つまり自分とは違うタイプの人間には敵意を表す。
また、圧倒的に個性の強い人間は
あまり個性をもたない日本人には脅威となり、
これまた排除の対象になる。

結局、日本人には
「いじめ」をするための素養が有り過ぎるのだ。
今さらこの伝統や文化が無くなるワケがない。

では、どうすればいいか?
いじめを乗り越える精神力を身につけるか、
いじめを乗り越えるノウハウを身につけるか。
もしくは
もう「いじめ」を犯罪として法を定め、
いじめに参加した者といじめを見過ごした者の
全員を犯罪者とみなす「五人組」を復活させるか。
そして、
また集団内で監視しあい、いじめを繰り返す(笑)

結局、日本からいじめは無くならない、と
俺は思っている。