ファミコンのカセット「ダンジョンキッド」を
プレイしてみた。
このダンジョンキッドは
1990年8月31日発売のファミコンカセットで
いわゆる「RPGツクール」の先駆けと言われている。
ゲーム内容としては、
ダンジョンマップを自作したり、
味方キャラや敵キャラも
用意された素材を使って作成したり、
武器、防具、魔法、アイテム、
オープニングメッセージ、エンディングメッセージ、
宿屋や教会などのメッセージも自作して、
最終的には自作RPGゲームを楽しむ、というもの。
オープニング画面は……
斜線の存在感がハンパないっすね。
メニューは「GAME」と「EDIT」の2つのみ。
まずは「EDIT」からやってみます。
ターボファイルの存在は知ってたけど、
何に使われてるのか、全く知らなかった。
「カセットにセーブ」がないけど……。
作ったら勝手にセーブされるのかな?
MAPを作るを見てみると、こんな↓画面が。
これは1フロア分のマップで、
6フロアまで作ることができます。
右のアイコンたちは
ダンジョンに設定できるイベントたちで、
壁、宝箱、階段、扉、鍵付き扉、罠、敵、
スタート地点、エンディング地点などを
では、いったん設定をやめて、
ゲームをプレイしてみましょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240227/07/340092/fc/6f/j/o1080088515406510944.jpg?caw=800)
オープニング画面で「GAME」を選ぶと、
カセット内に保存されている内容で
ゲームが始まるようです。
ちなみに
このオープニングメッセージは
さきほどEDITモードで設定した文章です。
これはデフォルトっぽい。
宿屋や商店のビジュアルは固定で、
メッセージは自作する部分ですね。
金額も自分で設定したものが表示されます。
町の画面で「旅に出る」を選ぶと、
スタート地点から始まります。
移動は十字キーの上を押すと前進、
下を押すと後進って感じです。
キャラクター設定画面で設定したものですね。
コマンドなんかはデフォルトで固定されていて
魔法は自分で設定したものが表示されます。
ちなみに、
戦闘で負けてしまうと町画面に強制移動し、
主人公キャラだけが生き返る
いわゆるドラクエ3方式になってます。
と、さらりとダンジョンキッドを紹介しましたが
ちゃんと本腰を入れてもっと設定したら
ちょっとハマりそうな気もするソフトですね。
これが今から34年前に、
低スペックのファミコンで発売されていたのが
驚きですね。
ファミコン初期でも
ロードランナーとかエキサイトバイクとかが
エディットモードでステージ作成できましたが、
それを遥かに凌ぐボリュームですからね。
もし、中古ゲーム屋とかで見つけたら
プレイしてみてはいかがでしょうか。