人は「誰かに見られてないと生きてる気がしない」 | 92のブログ

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人は、

「誰かに見られてないと生きてる気がしない」

生き物なんだと、俺は思う。


例えば、分かりやすいのは若い世代に多い、

「You Tubeで注目を集めたい」、

「Twitterでいいねがたくさん欲しい」、

「Instagramでフォロワーをたくさん集めたい」

などだ。


もっと言うと、

「赤ちゃんが泣く」、

「子供がイタズラをする」、

「大会で1位になりたい」、

「有名人になってモテたい」、

「事件を起こして目立ちたかった」等は

すべて「誰かに見てほしい」という欲望なんだと

俺は思ってる。


そして、その欲望は

若いうちはまだ

「夢や希望を掴もうとする向上のための欲望」

なのだが、

これがある程度年齢を重ねると、

「寂しさを紛らわすための不安から来る欲望」

に変わっていることに気が付く。


例えば、

スーパーやコンビニの店員とレジで長々と話をする

老人をよく見かける。

あれは、おそらく

自宅に帰っても誰もおらず、

近所に話をする友達もいなくて、

久々に人と接するレジでなんとか会話したいという

老人の欲望なんだと思ってる。


思えば俺も、

今は親や同世代の友人が生きてるし

まだまだ会話をする人がいるから

気を紛らわすことができるが、

もし周りに誰もいなくなったら

次、じゃあ誰と会話ができるか?


その時になってから急に友達を作ろうとしても、

気心知れた友達なんて急にはできない。

じゃあ、何かスポーツクラブやコミュニティに入るか?

と言っても、スポーツはもうご無沙汰してるし、

みんなでワイワイやるような趣味も無い。

なかなか知り合いを作ろうとしても

できない気がする。


とくに俺みたいな独身者は

周りが結婚して交友関係がどんどん減っていくから

少しずつ寂しさは感じる。

まあ、好きで独身をやってるから

その辺は変な葛藤がある。

誰かと一緒に生活する自信はないが、

普段誰からも見られないのが寂しい(笑)


こうやって文字に書き起こすと

俺もめんどくさいヤツだな(笑)


まあ、何が言いたいかというと、

若いうちは一人でも寂しさなんて感じないけど

年齢を重ねると寂しくなってくるよ、

ということ。


俺も今のうちに何か対策を考えないといけないな。