ゴッホが描いた風景 | 海外旅行記録 ✈️ ⋆꙳

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記録用なので海外へ行った時のみ更新。

38/196カ国 ✦ ˎˊ˗
まだまだ行きたい国がいーーっぱい!



まだゴッホ情報が新鮮なうちに、少しルートを変更し、先にゴッホ関連の観光の記録を……。


夏の庭園→古代劇場円形闘技場→
フォーラム広場(夜のカフェテラス)
サン・トロフィーム教会→
エスパス・ヴァン・ゴッホ(アルルの病院の庭)



夜のカフェテラス

ここが、ゴッホの絵のモデルとなった場所。

黄色い建物が印象的。(*^ω^*)
可愛らしい雰囲気!


ゴッホが描いたカフェの絵は、初めて黒をあまり使わずに描いたと言われている。
夜空にはキラキラと輝く花のような星。

ゴッホが描いた夜の絵は他にもたくさんある。夜を描く画家はこの当時珍しかったよう。

この建物もオシャレ。(*^∀^)


フォーラム広場

カフェの反対側にある。

この銅像は、詩人の「フレデリック・ミストラル」。

この広場の近くに何件かカフェやレストランがあるけど、中でも黄色いこのカフェが目立ってる。(*^ ∪ ^)/☆


この「夜のカフェテラス」は映画名探偵コナンの探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)にも登場したらしい。

他にも「ひまわり」は、2015年の映画、業火の向日葵に使われているよう。

この映画を観ていない自分が言うのも、申し訳ないけど、こうやってこの映画を機会に、ゴッホの存在を知る人もいるだろうし、興味を持つ人がいるかもしれない。


純粋に映画を楽しむのは勿論。

だけど、どのようにゴッホの絵が使われているか…と言う視点で観るのもいいかもしれない。(°▽°*)))



続いて…


エスパス・ヴァン・ゴッホ
「アルルの病院の庭」

ここは、サン・ミレ精神病院の病室から見た風景を元にされている。

1989年に総合文化センターという形でオープンした。

広い敷地内には、図書館、メディア資料館、翻訳学校、大学センター研究者の為の宿泊施設、多目的展示会場などがある。

中庭は、ゴッホが100年前に描いた姿が、そのまま再現され、色取り取りの花々が咲いている。

「まるで、彼のパレットのように。」


この文章がすごく素敵だと思った。

ゴッホは精神病院で生活する中で、他の精神患者を目にしている。

錯乱したり、発作が起こる事も度々あったゴッホ。
安定している時は、普通の精神状態だった訳で、精神異常の患者を目にする事を、怯えてたと言う。

もしかしたら、将来の自分と重ね合わせ、怯えていたのかもしれない、と思うと、この頃ゴッホが描いた絵に見入ってしまう。



他にも、ゴッホが描いた絵で有名な絵がある。

星月夜 ‐糸杉と村‐

これは自分も結構好きな絵で、子どもの頃教科書で見た時は、特に何も思わなかったのに、ゴッホ人生を背景に交え改めて見ると、やはり違って見える。


ゴッホはこの絵を、弟テオに送る。
星月夜を目にしたテオは、この作品の美しさに息を呑んだと言う。

素晴らしい絵だ。
と絶賛するも、テオはゴッホの体が心配だったよう…

「この絵を完成させるまでに、一体何処まで自分を追い詰めたのだろう…

仕事に没頭し過ぎるあまり、いつか必ず身体を壊してしまう。

それが、心配でたまらない…


この頃ゴッホは、錯乱する自分を恐れ、逃げるように絵を描いていた。


この絵は、療養中、鉄格子から見た風景をモチーフにしている。
黒々とうねる糸杉は死を意味し、星は命の象徴。

この絵の中央の村と教会は、ゴッホが想像力を駆使して描いたもの。

ゴーギャンとの共同生活で得た物を、着実に自分のものにし、それを生かす術を持っているゴッホ。

流石!!( *´_ゝ`。)


ゴッホの事について、長く記録したけど、今更だけど、特別好きと言う訳じゃなかった……。(‐‐。)




きっかけはゴッホの耳切り事件を聞いて、こんな事するなんて、一体どんな人なの!?

と、興味を持ったから!

きっかけは何にせよ、ゴッホについて色々勉強出来て良かった…




そして、弟のテオと共に、安らかに眠って欲しい…

今は心からそう思える…。