オルカンだけで本当に大丈夫?分散不足と言われたときに考えたいこと | 43歳からの人生再構築|アイリス

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~生き方、お金、パートナシップ~

 

道後温泉(松山/愛媛)にて。

蛇口をひねるとみかんジュースがでてきます。

種類が多すぎて、選ぶのに迷いました。

 

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オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式など)

について調べていると、

 

「オルカンだけでは分散不足では?」

 

という意見に触れることがあります。

 

例えば、

 

「米国株が6割以上だから偏っている」
「欧州株式も追加したほうがよい」
「インド株式も組み入れたほうがよい」
「中国株式も持っておくべき」
「株式だけでは危険なので債券やREITも加えましょう」

 

というように。

 

 

もちろん、

これらにも一理あります。

 

ただ、こうした話を聞いたときに、

一度立ち止まって

考えてみたいことがあります。

 

 

オルカンはすでに世界に分散投資している

 

オルカンは世界中の株式に投資する

ファンドです。

 

確かに現在は米国株の比率が高く、

全体の6割程度を占めています。

 

しかし、これは

運用会社が米国への投資を

意図的に増やしている

からではありません。

 

現在の世界の株式市場において、

米国企業の時価総額が大きい結果として、

その比率が高くなっているのです。

 

つまり、

 

運用会社の予想や好みで

配分しているのではなく、

市場の大きさを反映した結果

だと言えます。

 

そのためオルカンは、

 

世界全体の株式市場の姿を

そのまま保有している商品

 

です。

 

以前の記事でも紹介したように、

オルカンの特徴は

 

「市場全体にまるごと投資すること」

 

です。

 

欧州株やインド株を追加すると本当に分散になるのか

 

 

「米国偏重だから、

 欧州株やインド株を追加しましょう」

 

という提案を受けることがあります。

 

確かに国別の比率は変わります。

 

しかし実際には、

 

・オルカンの中に欧州株も入っている

・オルカンの中にインド株も入っている

・オルカンの中に中国株も入っている

 

ため、投資対象そのものは

大きく変わりません。

 

追加投資によって起きるのは、

 

世界市場の割合以上に、

特定地域へ比重を高めること

 

です。

 

もし、

 

・インドの高い成長力に期待している

・欧州企業の競争力を評価している

・中国市場の将来性を信じている

 

のであれば、それは明確な投資判断です。

 

一方で、

 

「勧められたから買う」

「よく分からないけれど分散になると

 言われたから買う」

 

というのであれば、

あまりおすすめできません。

 

 

何を期待して追加するのかを

自分で説明できない投資は、

長続きしないことが多いからです。

 

 

分散投資と商品販売は別の話

 

例えば、

 

証券会社や銀行が、

ポートフォリオの提案を

してくることがあります。

 

その中には投資家にとって

有益な提案もあるでしょう。

 

一方で、販売会社である以上、

新しい商品を販売することが

目的であるケースもあります。

 

 

そのため、

 

・新しいファンド

・特定テーマのファンド

・特定地域のファンド

 

などが提案されることも

あります。

 

提案されることは

悪いことではありません。

 

重要なのは、

私たち投資家が

 

「その投資は何のためなのか」

「分散投資のために必要なのか」

「単に商品を追加する話なのか」

 

を冷静に考えることです。

 

提案を受けたら、

 

「その商品を追加すると、

 今の資産配分はどう変わるのか」

 

を確認してみるとよいでしょう。

 

 

債券やREITを入れれば安心なのか

 

次に、

 

「株式だけでは危険だから、

 債券やREITも組み合わせましょう」

 

という提案について考えてみます。

 

ここで注意したいのは、

 

株式の中で地域を追加する話と、

債券やREITなど

異なる資産を組み合わせる話は、

本来別の論点

 

であるということです。

 

一般的には、

株式・債券・REITは異なる値動きをするため、

分散効果が期待できます。

 

ただし、

市場の大きな混乱時には、

株式も債券もREITも

同時に下落することがあります。

 

そのため、

 

「資産を分散したから必ず安心」

 

というほど単純ではないことも

知っておきたいところです。

 

 

大切なのは「何のための分散か」

 

分散投資は長期投資の基本です。

 

しかし、

 

・国を増やせば増やすほどよい

・商品を増やせば増やすほどよい

・ファンドの本数が多いほど安全

 

というわけではありません。

 

大切なのは、

 

何を期待して、その資産を持つのか

を理解すること

 

です。

 

分散投資とは、

単に商品を増やすことではありません。

自分が取りたくないリスクを減らすために、

どの資産を持つのかを考えることです。

オルカンを保有している人が、

さらに欧州株、インド株、

中国株を追加するのであれば、
 

それは「分散」ではなく、

「自分なりの見通しを反映した上乗せ投資」

と考えたほうが実態に近いでしょう。
 

分散投資の理論は大切です。
しかし実際の市場では理論どおりに

いかないこともあります。

だからこそ、
 

「分散になると言われたから買う」
 

のではなく、
 

「自分は何を期待して保有するのか」 

 

を理解した上で投資することが、

長期投資では何より重要だと思います。

 

オルカンを保有しているなら、 

 

まずは「追加する理由」を

説明できるかどうかを

考えてみるとよいでしょう。

 

分散投資とは、 

商品を増やすことではありません。

 

自分が取りたくないリスクを減らすために、

何を持ち、何を持たないかを決めること。

 

それが本来の分散投資だと思います。

 

 

 

 

 

※本ブログに掲載している内容は、情報提供および個人の見解であり、

投資助言を目的としたものではありません。投資に関する最終的な判断は、

ご自身の責任において行ってください。