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新NISAが始まり、
多くの人が投資を始めました。
「新NISAはやった方がいいらしい」
「オルカンかS&P500を積み立てればいいらしい」
そんな話を聞いて証券口座を開き、
積立設定をした人も
多いのではないでしょうか。
ここまでは伝聞でもよいと
思います。
投資初心者が世界経済を分析し、
企業業績を調べ、
将来の相場を予測してから
始めようとしていたら、
いつまでたっても
投資は始められません。
まずは信頼できる情報を参考にして
行動する。
新NISAで積立投資を始める。
これは十分に合理的な選択です。
問題は、その先にあります。
新NISAを始めても「思ったほど増えない」と感じる
積立投資を始めて半年。
あるいは1年。
多くの人が同じようなことを
考え始めます。
「思ったほど増えない」
長期投資では年5〜10%程度の
リターンでも十分優秀だと言われています。
しかし、
実際に自分のお金を投資すると、
その数字は意外と地味に感じるものです。
SNSを見ると、
「資産が大きく増えた」
「NASDAQ100の成績がすごい」
「AI関連ファンドが伸びている」
そんな話が次々と流れてきます。
すると、
「オルカンやS&P500では
物足りないのではないか」
「もっと効率よく増やせる
商品があるのではないか」
と思い始めます。
ここが最初の分岐点です。
勉強しているつもりで、儲け話を探している
そこで多くの人は
投資の勉強を始めます。
YouTubeを見る。
SNSを見る。
ブログを読む。
本を読む。
もちろん、
勉強そのものは悪いことでは
ありません。
経済ニュースを理解する。
金利の仕組みを知る。
世界で何が起きているのかを学ぶ。
こうした知識は、
投資だけでなく人生にも役立ちます。
ただ、
本当に勉強しているのでしょうか。
投資の勉強をしているつもりでも、
実際には、
「もっと増える商品はないか」
「オルカンやS&P500より
儲かる投資先はないか」
「市場平均を上回る方法はないか」
そんな情報ばかり集めていることがあります。
それは投資の勉強ではありません。
儲け話を探している状態です。
過去の成績が良い商品ほど魅力的に見える
例えば、
FANG+。
半導体関連ファンド。
レバレッジ型ファンド。
過去のチャートを見ると、
オルカンやS&P500を
大きく上回っている時期もあります。
すると、
「最初からこっちにしておけばよかった」
と思ってしまいます。
しかし、それは過去の結果を
見ているからです。
上がった後だから魅力的に見えるのです。
投資初心者が陥りやすいのは、
将来を予測しているつもりで、
過去の成績を追いかけている状態です。
投資の世界はそんなに簡単ではない
少し冷静になって
考えてみたいものです。
プロの投資家や機関投資家は、
日々膨大な時間とお金をかけて
市場を分析しています。
企業を調べ、決算を読み、
経済指標を追い続けています。
そのような人たちが参加している市場で、
投資を始めて数か月の個人が、
たまたまネットで見つけた情報だけで
有利な判断ができるほど、
投資の世界は簡単ではありません。
だからこそ、新NISAで積立設定をしたなら、
次にやることは、
基本的にほったらかすことです。
むしろ、多くの人にとって難しいのは、
「何かをすること」
ではなく、
「余計なことをしないこと」
なのかもしれません。
本当に資産を増やしたいなら、入金力を上げる
投資を始めると、
「もっと増やしたい」
という気持ちが出てきます。
しかし、そのために儲け話を
探し続けるよりも、
もっと再現性の高い方法があります。
本業に集中することです。
スキルを高める。
成果を出す。
収入を増やす。
昇進する。
転職する。
副業に挑戦する。
投資で年に数%多く取ろうと悩むより、
入金力を上げる方が
結果につながることは
少なくありません。
収入が増えたら、
投資先を探すのではなく、
投資額を増やす。
つみたて投資枠を埋める。
成長投資枠も活用する。
それでも投資に回せるお金があるなら、
特定口座で運用する。
資産形成を加速させる方法は、
必ずしも
「もっとリターンの高い商品を探すこと」
ではありません。
同じ商品に投資する金額を増やすこと
という選択肢もあるのです。
オルカンやS&P500より
大きく上がる商品を探し続けるのではなく、
オルカンやS&P500への投資額を増やす。
そのために自分の価値を高め、
収入を増やし、入金力を上げる。
遠回りに見えますが、
多くの人にとってはこちらの方が
再現性の高い方法ではないでしょうか。
まとめ
新NISAは伝聞で始めて構いません。
むしろ、
あれこれ悩んで何年も始められないより、
早く行動した方が資産形成は前に進みます。
ただ、その後に気をつけたいことがあります。
思ったほど増えないからといって、
オルカンやS&P500より
増える商品探しを始めないこと。
勉強しているつもりで、
儲け話を探さないこと。
積立設定をしたら、
あとは市場に働いてもらう。
そして自分は本業に集中する。
収入が増えたら、
投資先を変えるのではなく、
投資額を増やす。
結局のところ、
長期的に資産を増やすうえで大切なのは、
投資のテクニックよりも、
働いて価値を生み出し続けること。
そして入金力を高めること。
遠回りに見えるかもしれません。
しかし、多くの人にとっては、
それが資産形成の王道なのではないでしょうか。
新NISAは伝聞で始めて構いません。
ただし、その先では、
儲け話ではなく入金力を
追いかけたいものです。
※本ブログに掲載している内容は、情報提供および個人の見解であり、
投資助言を目的としたものではありません。投資に関する最終的な判断は、
ご自身の責任において行ってください。
