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こちらは、以前のブログの続きとなります。
身体を動かすことのプロセスについての基礎
について
感覚統合の観点から
行為機能(praxis)のお話しをしました。
観念化⇒運動の企画⇒運動の遂行
という
3つのプロセスのうち、
第1段階の
観念化(ideation)
遊びのアイディアを思いつくこと。
の支援について今日は、お話しします。
ことばで表現できる子なら、
子どものプランやイメージを、
こどもに説明してもらったりすることも一つの方法です。
ここでは、
こどもの発想やプランをできるだけ尊重!
していくことがポイントです。
そこに、少し、
大人のアイディアも加えて
遊びを楽しく支援することが大切です。
そして、もう1つ。
身体図式のお話しも少ししました。
身体図式とは、
体性感覚、前庭感覚、固有感覚、視覚
などの感覚入力による情報を基盤としてできている
からだの地図
のことです。
様々な感覚情報を得て身体図式を育てるには、
全身を使った遊びが大切です!
例)全身触覚遊び 「ごしごし体操♫」
大人が歌をうたいながら、
ゴロンとねころがった子どもの身体全体にマッサージする遊び
子どもたちもリラックスしながら楽しめます。
(過敏なお子さんには受け入れられるところから少しずつすすめます。
お口周りや手は過敏が強く残りやすいので、最終的に。。が安全です。
全身に圧迫や力が入る活動も身体図式を育てる遊びの1つです。
ここでは、一例ですが、
お子さんが、楽しく全身を使って、運動遊びを重ねることで、
身体の地図さくせいが促されていくのです。