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こちらは、以前のブログの続きとなります。

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キラキラ身体を動かすことのプロセスについての基礎キラキラ

について

感覚統合の観点から

行為機能(praxis)のお話しをしました。

右下矢印右下矢印

観念化⇒運動の企画⇒運動の遂行

という

3つのプロセスのうち、

 

第1段階の 

 観念化(ideation)

遊びのアイディアを思いつくこと。

支援について今日は、お話しします。

 

 

▶︎觀念化
〜遊びのアイディアを育てるには?

 

ことばで表現できる子なら、

子どものプランやイメージを、

こどもに説明してもらったりすることも一つの方法です。

 

「どんなことしたい?」「何する?」

など、大人が問いかけて

 

やりとりを通してイメージを膨らませる手伝いをしてあげることや、

遊びのアイディアを引き出してあげることが有効です。

                                         

 ここでは、

こどもの発想やプランをできるだけ尊重!

していくことがポイントです。

 

そこに、少し、

大人のアイディアも加えて

遊びを楽しく支援することが大切です。 

 

 

 

そして、もう1つ。

身体図式のお話しも少ししました。

 

身体図式とは、

体性感覚、前庭感覚、固有感覚、視覚

などの感覚入力による情報を基盤としてできている

からだの地図

のことです。

 

▶︎身体図式
〜身体の地図を育てるには?

 

 

様々な感覚情報を得て身体図式を育てるには、

全身を使った遊びが大切です!

 

<全身を使った触覚遊びの例

小麦粉粘土、ボディペインティング、お風呂で泡をつけあって遊ぶ、

ボールプール、マッサージ、シェービングクリームをつけて遊ぶ 等

 

例)全身触覚遊び  「ごしごし体操♫」

大人が歌をうたいながら、

ゴロンとねころがった子どもの身体全体にマッサージする遊び

子どもたちもリラックスしながら楽しめます。

(過敏なお子さんには受け入れられるところから少しずつすすめます。

右矢印お口周りや手は過敏が強く残りやすいので、最終的に。。が安全です。

 

右下矢印全身に圧迫や力が入る活動も身体図式を育てる遊びの1つです。

 

<全身に圧迫や力が入る活動> 

マットの下をくぐる、弾力性のある布の下を這っていく、

全身で障害物を押す 等

 

ここでは、一例ですが、

お子さんが、楽しく全身を使って、運動遊びを重ねることで、

 身体の地図さくせいが促されていくのです。