第35話 「おでこのドクロ」
「ふ~ん 途方もない話ね。アルセウスなんてそう見られるポケモンでもないと思うんだけど…」
「確かにアルセウスなんてポケモンは見れるはずないポケモンだ。そこらは分からないけど、まずやることは『神を斬り裂くポケモン』という謎のポケモンを出現させなければいい。こいつ一つ持ってれば大丈夫だ。バークくわしいことを話してやれ」
するとしたっぱが話し出した。
「前にシップウ団にスパイとして行ったことがありました。その時はシップウ団が石板を3つ持っていました。今はここに一つ、もう一つはレップウ団が所持。そして先ほどの子供が一つ。あまりはシップウ団の手だと思います」
「てことはレップウ団、シップウ団に二つずつ。そして最後の一つは子供が? どうして?」
「たしか フレスのしたっぱがシップウ団から一つ石板を奪ったが途中で人とぶつかって石板を落とした。その時の子供か?」
「そうだ。そいつの似顔絵があるから見るといい」
フレスがポケットから取り出した。まるで紙をくちゃくちゃにしたような後がいっぱいついていた。
「「!?」」
そこにはナオキの顔が書いてあった。バークとエイミーは驚いた
「こいつはさっき石板を持っていた奴だ」
「やはりまだ持っていたようだな。?エイミーちゃんも驚いてどうしたの?」
エイミーは驚いた次に安心した顔をした。
「私のお兄ちゃんだよ」
「「「!?」」」
今度は全員驚いていた。一瞬沈黙になったがデステルカがしゃべりだした。
「へえ 兄か。だが全然有名な奴じゃないよな。目つきも昔の俺に少し似ている」
「でこれからどうするんですか?」
「やはり石板を全部元の場所に戻すのがベストだからな。シップウ団か子供 どちらを先にするかだな…。」
別々になりこなすのもいいが 人数が2人じゃシップウ団の方では困るから一つずつの方が安心だ。
「フレス その前にこいつら二人に「協力するか」きく方がいいんじゃないか?」
「確かにバークはレップウ団のしたっぱだ。まだお前は裏切ってなかったな。どうする?」
「俺は… 俺は隊長の味方です」
「そうか。分かった」
フレスは肩を叩きながらしゃべった。
「お前はどうするんだ?」
「私はレップウ団の隊長を捕まえる予定だったはずなんだけど…。もう一人の隊長の計画を知っちゃったからには協力するよ」
「そういやお前 変装中も帽子かぶってたがどうしてだ? 中途半端な変装じゃないか?」
デステルカはエイミーの頭を見ていた。変装が分かったのもこの帽子をかぶっていたからだ。ピンク色の帽子なんてかぶってるやつ見かけた事がないから分かった。
「!? こ…この帽子は キャ~」
その時 強い風が吹き帽子が落ちてしまった。帽子で見えなかったおでこにドクロのマークが見えた。慌てて帽子をかぶりなおした。
「み… 見てないよね…」
「あ… ああ」
とっさにデステルカはウソをついてしまった。
「エイミーちゃんは協力するの?」
「はい いちお…」
エイミーはフレスの方に言ってしまった。
「(あのドクロのマーク。どっかで見たような…)」
「これ程 待ってもレップウ団しか見つかりませんね」
フレスが飛行船を下ろしたとこにはちょうどナオキ達がいた。そんなことは知らずにナオキ達は隠れている。ナオキは30分前から動かずにじっと空を見上げている。ネストも静かに見ていた。
「(遅いな…。こうなったらこっちから仕掛けてみるか…」
その時 ナオキが見てた方角から電撃が地上から上へでてきた。
「よし 行くぞ」
ネストを連れて走って行った。
(続く)


