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こたつ掛けと私の間で寝るあんず

足が痺れて来ましたが、胡坐を崩すとあんずが目を覚ますかもしれませんので、じっと我慢してます。

 トーマス・エドゥワード・ロレンスの自叙伝『智恵の七柱』のことです。といわれてもご存知の方は少ないと思いますが、『アラビアのロレンス』と言えば、判る方も多いはずです。


映画(ピータ・オトゥール主演)にもなってますし、50代以降の方なら映画館でも観てる人も多いはずです。

イギリスの情報将校としてアラビア半島の西側に位置するヒジャーズ王国を支配していたハーシム家の首長を助け、オスマン帝国に対する独立運動にアラブ人を駆り立てた実在人物です。


そのような人が、アラブ独立に自分の生涯を賭けた自叙伝がこの本の中心です。第一次世界大戦の戦記物として彼の友人であったチャーチル首相も英国文学史上に歴史的名を残すだろうと讃えてます。

しかし、どうしても題名の由来が気になります。数々の戦局を生き抜くための七つの智恵なのでしょうか?





古代史発見 ヒジャーズ王国


次の詩がこの本の冒頭にありました。

        S・Aへ

 われ御身を愛す そのゆえに われこの潮なす群れをわが手に統(すべ)

星くずもて大空にわが遺書をしたためたり

御身に自由を 七つの柱の貴き宮居を 得させばやと

さすれば 御身の眼 われに輝かん

われら 相会わんその折に……


『智恵の七柱』は、聖書の『箴言』(第9章第1節)に初めてその名が出て来ます。

『智恵はその家を建て、その七つの柱をきりなす』と有りました。







 現在 、ベトナム北部に住むチアン族(チワン族とも発音します)あるいは中国北西部や南部山岳地帯に住むチアン族の一部には、日本の風習に良く似た祝い事の風習が残ってます。年間通してみると新年祭、初穂祭、収穫祭です。ですが、これよりも子供の誕生にまつわる行事に特色があります。


 夫婦に子供が誕生すると、七日目に子供に命名します。これは日本の風習とまったく同じで違和感が有りません。その子のために白い鶏をさばき、祝いの膳に盛られます。


 チアン族は、自分たちの伝統を記載した白い巻物、場合によっては羊皮紙を使った儀式を行ないます。特に大地を清める儀式は彼らの特色でもあります。特定の神をあらわす訳でないのも日本の神道に通じます。


 彼らの儀式を司る長(おさ)は、太鼓や民族楽器の鳴り響く中、次の様な祈りの言葉を唱えたでしょう。『神よ、見守り給え。あなたは我々の供物がまがい物でないことを知り、子孫によって変えられず、古の昔からこの今に至るまで、昨年と同じように守られてきたことを知るでしょう。この場で我々は掟を果たします。見守りたまえ祓いたまえ』