ストーンズの北米ツアー2024 | 俺はShattered

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50歳を過ぎて、「この調子なら100歳まで」と思っていたら、とんでもない苦境が待っていた。そこをくじけずに、生き延びようとする哀れで滑稽で笑止千万な人生の「後半部分」を再構成する決定的で虚無的なアメブロ。

(続き)

チケットが発売がスタートして、

少し時間が経過したので、やや冷静になってきたが、

それでも頭に価格の事や販売システムの変化したことが

浮かぶと動悸が激しくなる。facebookなどを見てると

アメリカ人も結構書き込みが多く問題にしていることが

わかる。まだ一部分しか販売されていないようだが、

刻々と残席が少なくなってきてなんだか急かされているような

気分になり、色々と妄想が浮かんできて意味もなく不安に

なったりしている。

 17日の「勝手にキースの誕生会」の準備も並行して進めて

いるので、なんだかいつもより忙しない。メールもガンガン

きていて読むのに苦労している。食事にもしなければならないし

風呂にも入りたい。メールは一日100通前後しか読むことは

できない。メールは読むだけではなくて結果何かをしなければ

ならない。返事を書くことから始まり、発送したり梱包したり

棚卸しをしたりテレビを見たりしなければならない。

 暑い夏だったためか、喘息の発作が原因なのか、体重が減ったので

増やそうと、なるべく肉食系の食事を摂取している。体重が減ると

気力が減衰することを今年は身にしみて感じている。何はともあれ

健康が大事だとわかってはいても、ついつい不摂生をして

食事が面倒になり、痩せて気力が失せてくる。

70歳になったので余計に体力維持や気力の向上が気になる。

若い時には気づかなかった事が、身にしみて感じるようになる。

就寝中のトイレも、なかなか面倒である。若い時にはこんなに

トイレに行かなかったのだが、回数が倍以上に増えた気がする。

 それにしても、約70万円のチケット代には驚くのである。

興行成績はどうなるか、気になって仕方がない。80歳になった

ミックの頭の中は一体どうなっているのだろう。正常に機能しているのであろうか?

 それとここ数年、視力が落ちて読書機会がずいぶん減っている。

そうすると我が頭脳の働きも劣化してくる気がしている。

やはり知的作業の入り口には読書という行為があり、文字を

読まなければ、思考力も落ちてくるようだ。目が悪くなったと

嘆いてばかりではいられない。

 ビートルズの歌に「64歳になったら」という歌があるが、

頭の毛が抜けて云々というのだが、64歳はとっくに越してしまって

70歳である。あちこちがイカれて機能しなくなってきた。

すると判断力も集中力も落ちてきて、時々絶望的な気分になったりする。

とても「ケセラセラ」という悠長な気分にはなれない。

つまり何をするにも焦燥感がついてまわる。不毛感も起きてくる。

死にたくなってくる。死んだ気分で頑張るようになればいいのだが

そうは行かないところに老人の悩みの本質があるようだ。

実際、何をやってもうまく行かないから、死んでもいいやと

自暴自棄的な精神状態になるのだが、少し時間が経過すると

「いや、もう少しだけ頑張ってみよう」と奇妙な楽観が

芽生えてくるのである。この悲観と楽観の繰り返しが老化そのもの

なのかもしれない。

 多分、こういう精神状態のレヴェルはミックもキースも同じだと

思うようにしている。

 ヤケクソになって、「生きよ、生き続けよ、革命を起こせ!」

と誰かが叫んでいるような気になってくるのである。

 

 

(続く)

ミックとレディ・ガガ??

 

殆ど80歳の、3人になったストーンズが

我が衰弱した魂を救うのである。

 

先日、朝日新聞の天声人語に我がコメントが掲載されたら、朝から

100件近くの電話やメールが来た。すっかりご無沙汰している

友人知人たちからである。突然のことに驚いたのであった。

さすがの朝日新聞である。反響が大きい。

都内のホテルで3時間ほどのインタビューを受けて、数日後に

掲載された。初めての経験だが、知性溢れる記者さんの受け答えに

感激したのだった。

 

ローリング・ストーン誌、まだ手に入れていない。

 

こんなふうにしてアルバム「ハックニー・ダイアモンズ」を作ったようだ。これはどの曲を作っているのだろう?

 

 

久々に大音量でGrrrライヴを見たら、やたら面白かった。