中間に他の記事を挟み、飛び飛びのUPになっていますが
「式根島への旅(5)」 の続きです。
地鉈温泉 を十分堪能した後は宿に戻り、ひと休憩した後二泊目の夕食です。
夕食の記事の前に少々島の史跡紹介・・・
史跡といってもあまり目立ったものはないですけれどね。
漁港の方向へ下り、 松ケ下雅湯 への入口とは反対方向に
海岸沿いを100mくらい行ったところに設置されている “史跡塩釜の跡” の碑
江戸時代にここで江戸へ納める年貢の塩づくりをしていた跡だそうで
当時の伝説が残っているようですが、ここでは省略します。
宿から歩いて2~3分の “まいまいず井戸” ・・?・・ 初めて(聞いた井戸名)見ました。
式根島に人が移り住んだ頃はやはり水には苦労したようですね。
今と違ってボーリング機械も発達していなかった頃なので考えて掘られたのかと思います。
地表面をすり鉢状に掘り下げ、すり鉢底部分から更に垂直に掘った構造です。
かって武蔵野台地で多く掘られた井戸の形状で
「まいまい」とはカタツムリの事でカタツムリの殻に似ていることから
“まいまいず井戸” と呼ばれるようになったそうです。
井戸に下りて行くすり鉢状の内面はらせん状の通路になっています。
興味のある方は
まいまいず井戸
⇓
画 像
で検索してみて下さい。なるほどという写真がたくさん出てきますよ。
因みに島内の水道は新島からの配管で普及率100%・ガスはプロパン
電気は新島の火力発電所から、というのが私の調べたところです。
インターネット・Wi-Fiも現在光への切り替え工事が進んでいるようです。
現在では島のインフラも整備されているようですが
昔は生活するのも大変だった様子がうかがえます。
島内にあるレストラン・飲食店です。
上の2軒は宿の近くにある中華料理店、下左は ぐんじ山展望台 に行く途中のレストラン
宿の並びにあるもんじゃ焼き店は営業している様子がありませんでした。
営業は夏場の繁忙期だけなのでしょうか?
滞在日数がなかったため、いづれも食事に入りませんでしたけれどね。
翌日は船に乗るため、土産物の準備
海の土産物 “島のり”
昼に買って来て食べた 島のり弁 で使われていた海苔ですね。
ここでしか手に入らない芋焼酎 “しきね”
式根島には造り酒屋がないため島で採れた芋を使って
新島の酒屋での製造だそうです。
明日葉を使ったまんじゅうと、この島名物の 牛乳せんべい
牛乳せんべい の試食した感じは瓦せんべいのような食感です。
ここでしか売っていない 牛乳せんべい製造直売 の “サンバレー”
さて二日目の夕食です。
前日と二日目と民宿とは思えない良い料理を出していただき
これで一泊7500円ですよ。
刺身に金目の焼き物
肉じゃがとイカフライ
サザエまでついて、しかもこのサザエさん大き~い (((o(*゚▽゚*)o)))
二日目はビールで一杯でした・・・
食事の後ちょっと外へ出て空を見上げると星が出ているじゃありませんか。
私が式根島に行った目的の第1は温泉
そして第2の目的は今まで一度も撮ったことのない星の写真のチャレンジ
わざわざ新月にかかるように旅行日を設定してありました。
「明朝戻してくれればよいから」と時間サービスしてくれたレンタサイクルで写真撮りに
場所は ぐんじ山展望台の 先にある 小の口公園
そして写した写真がこれ
ま、撮るには撮れた写真ですが、ただ星が写ったというだけで
何の見栄えもしない写真になってしまいました、これは失敗作ですね。
場所を移したりしているうちに空は薄いかすみのような雲がかかり
星が全く見えなくなってしまいました。
いかにせん、自然が相手ですから何度もチャレンジしないとダメですね (^_^;)
それでは次は最終日、都内へ戻る さるびあ丸 乗船の日です。
続き 「式根島への旅(7)」 また見て下さいね (°∀°)b