築150年を超える元温泉旅館山口屋の古民家大広間で望月元彦店主と頼子女将が2006年に改築オープンした喫茶。

150年以上前となれば中国は清代咸豊帝、李氏朝鮮は哲宗、アメリカはリンカーンが奴隷解放宣言する前、南北戦争の頃。
わが国では文久徳川家茂の代、長州は下関でアメリカと馬関戦争、薩摩はイギリスと薩英戦争、新選組結成や高杉晋作らが奇兵隊編成する前となる。

当時寸又峡の温泉は「夢の吊橋」がある3.8Km先の今は大間ダムの湖底湯山地区(1933年水没)にあったがそれも明治期(1889年)からだ。この建物はその前から当地に存在したと言える。当地に温泉が引かれたのは1962年のボーリングで毎分540Lの源泉はその湯山地区から引いている。

当館も以前は源泉から協同引湯して温泉旅館として営業していたが現在旅館は[a:http://www3.ocn.ne.jp/~s-yama/,休業](廃業)している。現在も引湯していて湯船は奥にある。しかし源泉温度が43.7 ℃の為、加温しなと冬場はちょっと厳しい。硫黄泉のとても良い湯だ。

望月氏は

 > ここは観光地だから宿泊施設はあるけれど、ちょっと座って足を休めるような場所がありませんでした。
 > 高齢者や子どもが疲れて少し休める場所をと思い、ボケ防止を兼ねて始めました。

との事だ。

メニューは全てワンコインの500円。川根茶セット(五平餅、山菜)、コーヒーセット、おそば.うどん、きびぜんざいの4種でコーヒー単品は300円。

2009年9月18日島田市と川根本町16施設と共に当館も大井川流域「大井川まちかど博物館」として認定されている。

[メニュー]

300円・コーヒー単品
500円・川根茶セット(五平餅、山菜)・コーヒーセット・おそば.うどん・きびぜんざい



山口屋 古民家お茶カフェ
0547-59-2301川根本町千頭340-3
10:00~17:00不定休座敷25席禁煙P8台
http://www.okuooi.gr.jp/wordpress/20111128/3016/
amebaブログ
食べログ 総合点:昼★★★★☆4.6/夜★★★★☆4.6
supported by ロケタッチグルメ ★★★★★ 5.0


古民家お茶カフェ 山口屋カフェ / アプトいちしろ駅長島ダム駅奥泉駅
夜総合点★★★★ 4.6
昼総合点★★★★ 4.6

国道362号沿い静岡市奥藁科は清沢地区(葵区杉尾)にある2003年4月21日オープン標高775mの静岡市道路休憩所。

撮影氏名等公開許可を得ています。


「道の駅」の静岡市営版。名前の通り展望が良く、晴天の日は遠く富士山の頭も見える。静岡市と川根本町の境界上尾根の様な峠にある。
静岡市街地から約30Km弱、施設内では、そば・うどんやおでんを中心とした昼食やお菓子、地域の農林産物を販売しており休憩は無料、持込みも可能。トイレは手すり付き車いす対応、子ども用トイレ・子ども用チェアー付き多目的トイレ含む24時間利用可能。

奥藁科は明確な定義こそ無いが静岡市北西部「安倍川」最大支流「藁科川」上流部を指し毎年旧暦1月7日に行われる静岡県無形民俗文化財指定「日向の七草祭」や「湯ノ島温泉」、「福養の滝」等の名所もある。

市内から所要30分から1時間のこの地区は当店の更に奥「大間」までを奥藁科と呼ぶ。中世信州高遠の従五位神官「砂宮太夫」(いさごだゆう)が安住の地を求め分け入った地。藁科川下流「羽鳥」より「大間」まで家一軒無かったので「大間」(大きい間)と名付けられたのだとか?

江戸期家康の駿府にあって「大間」栃沢・日向・諸子沢・清沢地区坂本4ケ村には一部紀州藩領があり藩士丹羽金十郎と渥美治部之助に加え幕府直轄代官との三者で統治される複雑な関係にありました。

近世1888年当地区9ケ村は合併し安倍郡大川村となったが1908年豊田村の一部が静岡市に編入を初め、1969年1月1日残る大河内・梅ケ島・玉川・井川・大川と当地清沢の6ケ村も静岡市に編入され現在に至る。

当清沢地区杉尾はオクシズ100選[a:http://www.city.shizuoka.jp/deps/norin/soumu/yasuragi/zentai.html,清水森林公園]標高563m「杉尾山」に由来する。

県内21ヶ所の道の駅に加え静岡市独自に道路利用者の利便性と中山間地域住民の振興を兼ね農林水産業費山間地振興で農山村振興施設管理費経費を計上市内7ヶ所に道路休憩所を設けてる。

店内は丸太の6席木テーブルと木ベンチが2台と4席小上がり座卓1卓の16席ですが詰めればそれぞれもっと座れます。店内禁煙。

店内で購入する他、弁当や飲食物を持参して持ち込んで構いません。その場合でもお茶がご馳走になれます。公共施設である為スタッフのマザー達も至っておおらか。観光地にありがちな強い商売気は無いです。しかし人が良く事務的でもありません。

駐車場の一角に「恋人岬」ならぬ富士山方向に鐘付き「恋人峠」(HAPPY BELL)モニュメントがあり両足の間から遠く富士山の頭だけ望めます。



杉尾はなのき展望休憩所そば(蕎麦) / 静岡市葵区その他)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
昼総合点★★★☆☆ 3.9

[b:ここの他、愛知県に2店舗の計3店舗展開する台湾料理店。当店はその本店]

愛知県の2店とは阿久比町の[a:http://tabelog.com/aichi/A2304/A230402/23029359/,中国料理 興盛 阿久比店]と津島市の[a:http://tabelog.com/aichi/A2302/A230202/23038498/,中華料理 麗](台湾料理)である。いづれもお値打ちでランチが提供される店。

店主は昔台湾人と一緒に仕事をし、色々な台湾料理を習い中華料理と台湾料理の修業をして開業。地元特産しらす等魚介類を使った料理も提供している。

店内は衝立で囲われた4席テーブル4卓或いは4席小上がり座卓が3卓と奥に同じく4席り座卓2卓、店内階段から2階は宴会用60名(送迎バス有)の部屋もあるらしい。

HPによると単品はシンプルな「ラーメン」380円(醤油/塩)から「カニの白身のとろみつけ」980円といずれも千円以内だが2品だけ「フカヒレの姿煮」4,800円と「アワビの煮込み」2,800円と高額メニューもあるようだ。

[2013.11]

富士市の五貫島に用事があって同僚と合流して飯でも食って一緒に行くかと言う事で当店を合流場所にしたのだが到着時刻が合わず用事のある五貫島で合流する事に。

無事合流して仕事が終わり12:30に当店へ到着。店内はテーブル席は満卓でしたが、丁度1組退店。

ランチは日替りランチ650円とラーメン4種と炒飯等5種飯のラーメンセット630円~750円、酢豚からエビチリ等定食11種880円~950円や壁掲示のホルモンと野菜ピリ辛味噌炒め・五目野菜雑炊各580円~焼肉定食950円の13種です。

この中で日替りランチは+50円で醤油・塩・台湾の各ラーメンが普通かハーフサイズで注文出来ます。480円以上の麺類単品はライス(中)1杯が無料となります。又ちょっと意味不明でしたが『今仕入れ食材高騰の為、今まで定食の麺類サービスを行って参りましたが夜の方中止させて頂きます。「昼の方は今までの通りです』と書いてありましたので昼は定食には麺のサービスがあるようです。

本日は日替りが「豚肉ともやし炒め」の様でしたので日替りに麺類+50円を付けて頂き「台湾ラーメン」普通でお願いしました。

ホールの女性店員さんの日本語はやや中国訛り、しかも厨房への中国語は台語訛りではありませんでしたので大陸人(中国人)でしょうか?

「台湾ラーメン」50円が運ばれて来ました。支店を愛知県に出してる割には名古屋の台湾ラーメンではありませんがゴロっとしたピリ辛の肉味噌が乗ったたった50円でも堂々たる超お値打ちのフルラーメンです。麺はやや縮れ細めの黄色い中華麺に黄色みがかった中華スープ。肉味噌の下はもやしと周長にニラ。妙に濃く無くてバランス良く旨いです。

程なく日替りが到着、四角い正方形の弁当盆に豚肉ともやし炒め、鶏唐揚げ2個、奴子、白飯、中央に搾菜がちょっと。麺が延びない様ラーメンを中央に置きちょっと浮気する様(笑)に弁当箱のおかずをつまみます。650円中華にしてはやや貧相ですがラーメン追加で十分です。豚肉ともやし炒めはもやしが大半で肉は薄いのがチラっとですがシャキっと仕上がってるので旨いです。

鶏唐揚げはそうカラっと仕上がってはいませんが肉量が大きいです。味付けは薄かったので卓上の塩と胡椒を皿で合せ部分付け頂きました。実は奴子はサラダとの2択でしたが聞かれる事も無く…。薬味や削り節等は無く素の豆腐そのもの。

満腹です!ラーメン頼めば安いです!しかも入口付近にアイスコーヒー(無糖と砂糖入り)、烏龍茶からセルフで1杯無料(昼のみ)です。


中華料理 興貴中華料理 / 新富士駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6