櫻 10 | シンイ二次小説でんべのブログ

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「カット!」

キ・チョルの皮膚移植が
ウンスの一声で終わりを告げた。

触れてはならぬとヨンから伝えられ
ウンスが考え出した治療法は
人体皮膚移植をおこなったのである。

元旦からの騒動で亡くなってしまった
キ・チョルの私兵から
皮膚を移植したのだ。
安易に出来るものではないが
死後一時間以内とウンスは考え
ほぼ全身の皮膚の移植をしたのだ。
合併症も十分考えられたが
命を助けると言う使命から
ウンスは全力で手術を行った。
鉄製の串を二本用意してもらい
時間は有にウンスの世でゆう
二十時間は費やしていた。

「ヨン・・・た、す、け、た
わよ」

ウンスは診断棟外で待っていて
くれたヨンに一声告げると
その腕の中にばたんっと
倒れ込んでしまったのだ。
無理もない…一睡もせず
丸二日間手術をしっぱなし
・・・食事も仮眠も許されなかった
のだ。
人命第一。これがウンスのもっとう
なのだ。命に格差はないと
ウンスは常々思い懸命に医療に
邁進している。きっとこれからも
それは変わりない筈。

「よく頑張りましたよ・・・
護軍?屋敷に戻りゆっくり
休ませてあげて下され。
あとは私か受け持ちます故」

「ウンスは大事ないのだな?」

「はい、脈も正常のようですし
眠っておられるだけですよ」

「侍医は大丈夫なのか?」

「これでも私も内功使い故
運気調息でどうにでもなりますが
ウンス殿はそうは行かぬかと。
さ、遠慮なさらず」

「ならば忝ない」

ヨンの腕に眠るウンスを脈診した
チャン侍医からお墨付きを貰い
安堵したように
ウンスを横抱きにすると
ヨンは王宮内を闊歩する。
あうんの呼吸の如くそばに
控えていたテマンが駆け出し
すぐさま愛馬チュホンを
王門前に用意する。

皮膚移植と言う
大きな役目を終え疲れ果てた
愛しいウンスを抱え
愛馬に跨がりヨンはゆるりと
家路に向かう。
道すがら市中を通ると
元旦の騒動で荒れていた
町並みも片付けられ大工らが
忙しく動き回っていた。
この出来事ですぐさま王命が
下され、王宮の財源から
復興するのだ。民に苦労を
強いてはならぬと。

「テマン!おるな…」

その問いに屋根伝いに随行する
テマンがはらりと飛びおりる。

「一足先に屋敷に戻り
握り飯と汁物を用意してくれと
伝えてくれ。
ウンスは疲れておる故
先に眠らせる故、閨の前に
置いておくようにと」

「はい。使用人さんに伝えます」

「頼むぞ」

テマンは駆け出しあっと言う間に
その姿が見えなくなる。
大工が夜通し露店や長屋を修理する
中を愛馬チュホンが
主を落とさぬ様に静かに進んでいた。

市中を抜け、街道を進むと
直に両班が住まう屋敷街が見えて
くる。まだまだ雪が舞う
極寒の高麗に月明かりだけが
一頭と主を暖かな温もりで
照らしていたのであった。


・・・・・

無事に済んだのね~!
ウンス?ご苦労様でした😅
今宵はゆっくり休んでね~💦

けど皮膚移植とは・・・
思いきった事を成し遂げました。
けど?合併症大丈夫?
おら知らねぇ~🏃

13日三回目のワクチン摂取です。
F.F.と続き三回目はMのワクチンです
熱出ますかね~💦
幸いにも熱を出す事のない人生を
送ってきてインフルエンザワクチン
も打った事のない人で平熱も
35.4分くらいなんです😅
37度なんて出た日にゃ
どうなる事か…今から怖いです😱
もちろん14日は有給をもらって
いますが・・・。

仕事行ってきます👋😃

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