鈴蘭  85 | シンイ二次小説でんべのブログ

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眸に映る光景は・・・。

王様であるヨンと
ウダルチ隊長チュンソク。
武閣氏長であるチェ尚宮が
腕を組み李成桂を睨み付けていた。

「何故?」

「俺を嘗めるでないわ!
賊の気配が分からずで、戦に
赴く馬鹿はおらぬ。
俺の右腕である隊長とて
同じ事。そなたより数倍優れて
おる故逃げ道はないと思え」

鬼剣と言われる剣を抜き一歩一歩
っと間合いを詰めるヨンとは
反対に一歩一歩っと後退る李成桂。

既に典医寺の中庭には
土埃を巻き上げ天門が口を開いて
いた。

「わぁ!な、何なんだ!
こんな物なかったぞ。
地獄の入口なのか!?」

「そなたに敬意を払い断罪をせず
異空間へあないいたそう。
だが、ひかりまばゆい世か
そなたが生まれし前かは分からぬが」

「あっ?わ、訳のわからぬ事を
王様になり気でも違えたか!」

「ふん・・・」っと口の端を
あげるヨンの剣先から既に雷功が
漏れ始めている。
その刹那「ドッカン!」っと控え目
な音がする。
不意を突かれたヨンは驚き
振り返ると何処から姿を現したのか
ヨンとウンスの子孫である
ヨンジュンが
手の平をかざしている。

「気づかなかったでしょう?
おれ気配をバッチリ消す事が出来る
ようになったんだよね。凄いで
しょう?」

「お前か・・・何処から入り込んだ
のだ?李成桂は何処へ飛ばした?」

「あの人は過去へ行きましたよ。
己が生まれる前の時代に・・・
生き残れるかは分かりませんけどね。
そんな事よりやはり王様と王妃様に
なったんですね・・・史実書通りに
歴史は進むんですね。良かった」

ほっと胸を撫で下ろすヨンジュン
とは、裏腹に厳しい顔つきで辺りを
見回すヨン。
李成桂。不本意ではあったが
自ら手を下す事なく異次元の世へと
送り出す事ができたのだが
愛しいウンスの無事をその目に
映さなければ安堵は出来ないので
ある。

「叔母上、ウンスが見当たらぬが
如何したのだ?」

「あっ?今まで私の背に
気配はあったが・・・」

「叔母上!あれほど
お頼みしたものを…ウンス!!」

「「王妃様~~」」

一瞬で辺りは氷つき
ヨンの叫び声で、みな我に返り
各々がウンスを探し駆け出す。


その頃ウンスは厠へ籠り
真っ青な顔をさせながらも
喜びに酔いしれていた。

「やっぱり…私の勘は当たって
いたのね。うふふっ・・・
ようこそベイビ~早く会いたいわ
あなたのお父さんもきっと
喜んでくれる筈よ。
だから、丈夫に育って頂戴ね」

これが悪阻なのだとウンスは
確信し、一刻も早く
自身の両親とヨンに知らせるべく
厠の戸口を盛大に開いたのである
途端、不意に抱きしめられる。

「案じておりました。
厠に気配があり、どうしたものかと
躊躇しておったのです」

「うふふっありがと…でね
李成桂さんはどうしたの?」

「あやつが・・・そんなことより
大事ないのですか?」

「大丈夫よ。・・・実はね
まだ確定ではないんだけど
赤ちゃんができたみたい…」

「赤ちゃん?赤子の事なのか」

満面の笑みを浮かべウンスは
大きく頷く。

「退け!真かウンスや」

「はい、そのようです」

「そうかそうか…
出かしたぞ!!これでチェ家も
安泰じゃ!」

ヨンの後頭部をバシバシっと叩き
チェ家長老であり武閣氏長でも
ある叔母はウンスの手を取り
らしくもなく大きな声を張り上げ
ウンスを褒め称える。
一瞬王妃である事さえも
忘れたかに見えたのだ。

「叔母上…退いて下され。
ウンスに触れて良いのは
この俺のみ。例え叔母上とて
俺は認めぬ」

王であるヨンを叩けるのは
後にも先にも叔母のみ。
王家の跡継ぎはヨンから後は
選挙となるため、その心配は
今はいらないのである。
赤子が無事に生まれ育つ。
それだけが今の願いであった。


・・・・・

皆様おはようございます。

仕事は暇になりましたが
この工場は極端過ぎます。
暇になれば毎日定時。
繁忙期になれば毎日残業!
土曜出勤当たり前。
いやいや今は定時でありがたい
暑さが堪える時節だ。
年を言い訳にするときは
仕事を辞める時だと私は常々
思っているので身体が動く間は
頑張って仕事行きます。

ところで皆様○ーフェクトワンって
ご存知でしょうか?
オールインワンの品物でして
もう二年ほど使ってますが
なんだかお顔に変化が
見られなく、皺は皺のままあるし
しみも消えないし・・・。
まだまだ続けないと
効果はないのかな・・・。
結構お高いんです。
ワンランクアップしたもので
6千円ごえです。
働いてる間は買えますが
仕事辞め給料がなくなれば
買えません!
もっと安くて効果てきめんの
基礎化粧品があればなぁ~。
耳寄りな情報求む。

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