更新がすっかり遅くなりました。

前回、キャブを組み上げたところまでお伝えしました。

その後、油面の調整、確認からのスタートです。

手持ちの注射器?があったので、灯油を入れて試してみました。



が、写真はありませんが、この後、灯油がダダ漏れでした、、。
漏れると言うか、フロート室には全くたまらず、注射器から入った灯油が窓の隙間からそのまま流れ出てくる状態です。

どうやら、フロート室の歪みが取りきれていないようです。

窓枠を外してじっくりと観察してみたら、やはり歪んでいます。
ナットのある耳の部分は修正出来ているんですが、その少し内側、ゴムパッキンの入る枠の部分がまだ手前に出っ張っています。しかも、3箇所ともにです、、。

そこで、仕方なく再びバーナーの登場です。

ここからは真剣勝負なので写真撮ってません。

枠の部分とその奥まで炙って、プラハンや金属ハンマーで当てハンしたりして、手前に引き出された枠を押し込んでやります。
炙り過ぎても、叩き過ぎてもいけないので、両方の加減を調整しながら作業しました。
けれど、簡単には戻ってくれません。
キャブを片手で保持してショックを分散させながらも、幹部を強めに叩き込んで何とか修正しました。

この後、再び灯油で油面調整しましたが、今度は漏れもなくひと安心です。

このキャブは、以前に誰かが修理してあるようです。バタフライバルブの取り付けネジが変わってたり、他の部分のパーツも一部変更されているようです。プロではなさそうですね。


3分割されたパーツを繋ぐ3本のネジのうち、1つは完全にナメてましたんで、仕方なく裏からナットで止めました。

さてさて、一応は完成したものの、この状態で上手くエンジンが回るのか、気になるところです。
何せジェットの番手がバラバラで、スロットルアジャストスクリューがかなり締め込んであったのが気がかりです。

そこで、オーナーさんに断ってもう1週間預かることにしました。



で、次の週末です。
ワゴンのキャブを一旦外して

預かり品を載せてみました。
いよいよエンジンスタート

と思ったら、全然アイドリングしません。
アクセルをあおり続けないとエンジンが止まってしまいます。

スロージェットが既定値よりも小さいのが気になります。

しかし、オーナーさんにメールで送ってもらったプラグの写真を見ると、真っ黒に煤けてるんですよね。

取り敢えず、スロージェットの番手を上げてやり、綺麗にまわるようになりました。

さて、次の段階、試運転ですが、

走り出した瞬間に異変に気付きました。
アクセルを開けてもエンジンの回転が付いてきません。

ガソリンが足りないのか?とも思ったんですが、プラグの写真から燃料が濃すぎるんだと判断して、燃料が薄くなる方向に調整してました。
けど、何度やっても上手く回りません。

運転、キャブバラし、ジェット変更、運転
を10回ほど繰り返し、、、。
手持ちの限られたジェットの番手を入れ替えて、色々ためしました。

スロージェット48→56→90→48→56→70→56→70

スローエア180→190→210→150→180

ステップエア90 

ステップジェット 150→180→150

メイン 110→102→114


最終的にはメインジェットの番手を大きくしてやったら、スムーズに走るようになりました!

もう少しメインジェットを大きくすると完璧になりそうなんですが、丁度良い番手のジェットがありませんから、これでよしとしました。

1日がかりで調整を終えて翌日、改めて油面を確認したら、ちょい低かったです。

ココも何度か調整確認を繰り返してバッチリな状態にしました。
すると、昨日よりもなく走るようになりました。
やはり、油面調整は重要ですね。

2日間のテストドライブを終えて、キャブを取り外し、

再び自分のキャブに載せ替えて、キャブとアクセルワイヤーを発送。
パーツや消耗品、勝手に送りつけたトートバッグの実費に送料を加えると8,000円くらいになってしまいました。

後日、オーナーさんから連絡があり、調子良くなったとのお声を頂きました。
苦労しましたけど、また1台セドリックが良い状態になって嬉しい限りです。

更に後日、オーナーさんから嬉しい贈り物が届きましたよ。

和歌山の海の幸、干物の詰め合わせを頂きました。
どれを見てもとても綺麗な魚。
美味しそうです。

さっそく、ウルメイワシの丸干しをストーブで炙って一杯🍺
いやー最高ですね。
この日はこれで我慢して、週末にベラン七輪で海鮮BBQです。



予想外のプレゼント🎁
美味しくいただきました。

Oさんありがとうございました!


前回の続きです。

週末まで4、5日灯油に漬け込んでおきました。


ささっと歯ブラシで汚れ落とししただけでコレだけの汚れ

さてさて、ココから本格的に修理に入りますが、何せ人様のキャブ、更に現役のキャブなので、慎重に進めます。
ジェット類も一つづつバラし洗浄組み戻しをして、組み付け間違いを防ぎます。
ついでに、各ジェットの番手をメモしておきます。

まずは、キャブレタークリーナーでしっかりと汚れ落としします。
泡タイプは使いやすいですね。

コッテリとした汚れがこんなに

灯油つけ置き中に用意したオーバーホールキット
セドリック用は流通してないので、620ダットラ用ですが、ガスケット類は使えます。

アイドルアジャストスクリューは残念ながら形が合いませんでした。
段付きがあったので、このままでは空燃費の調整に影響が出ます。ペーパーがけしてから、コンパウンドで磨いておきました。

フロート室上にあるフロートバルブも、残念ながら形が違いました。念のため取り付けてみましたが、フロートまでの長さが違うのでこちらも断念。
バルブの当たり面は問題なさそうでしたので、掃除の上で再利用です。

ワッシャー類は全て新品に交換します。

加速ポンプ内に収まる丸い玉、これは直径が同じだったので新品に交換できました。

さてさて、問題のフロート室の歪みです。
オーナーさんには、作業途中で問題が発生しそうになったら中断する旨は伝えてあります。
しかし、替えのキャブがないので、何とか使える状態にまで持っていきたいところです。

バーナーを使って幹部を炙り、柔らかくなってからモンキーレンチでボルト穴が通るフロート室の耳の部分を挟んで、引っ張られた分を押し込んで戻してやります。

熱を入れすぎると危険なので、少しずつ様子を伺いながら進めました。


何とか、ここまで戻すことができました。
まだ、完全ではありませんが、過ぎたるは及ばざるが如し。
無理をして割れてしまったら終わりなので、この辺りでやめておきます。

で、ネジを入れてみたら、、、
あらら、、、
3つとも、バラバラの方向を向いてます、、、。

ネジを入れた状態で再び炙り、真っ直ぐになる様に修正を加えます。
何とかなりました。

加速ポンプは同じ形で新品投入できました。

前回のブログで、平型端子を切って丸めたパーツ、ココに入ります。
ガラス窓から見える部分なので、もう少し綺麗に作ればよかったと思いながらも作業を進めます。

写真が一杯になりましたのでまた続きます。


先月下旬、セドバン乗りの和歌山のOさんから連絡があって、キャブを購入できるルートがないか?との内容でした。

我らの強い味方、K野さんがオートチョークをお持ちなのは聞いてたんですが、バンは手動チョークなので使えません。

オーバーホール出来るショップを紹介したんですが、ついつい悪い癖がでで、「送ってください」
となってしまいました。

暫くすると宅配便でご到着ー

アクセルワイヤーも折れててスムーズに動かないってとこで、ついでに送ってもらいました。

マズ、アクセルワイヤーです。

ケーブルチューブは、両端と中央部に樹脂の割れがあります。
肝心のワイヤーですが、



ワイヤーに透明のチューブが覆ってます。こういうタイプは初めて見ました。
最初、ホームセンターで自転車のブレーキワイヤーを流用しようかと思ってんですが、明らかに細くて使い物になりませんでした。
で、バイクショップを訪れて物色。
替えのワイヤーは有るには有るんですが、端の処理が違います。

で、改めてワイヤーをよーく観察すると、折れてるのはワイヤーでなくて透明チューブの方でした。

そこで、修理開始。
透明チューブをカッターで削ぎ落としておきます。

ホームセンターで熱収縮チューブを買ってきて

被せて炙れば、元どおり。
写真だとわかりにくいですね。

写真撮り忘れましたが、外装チューブの割れそのままにできないんで、黒色の収縮チューブを用意して、両端を含めてカバーしてあります。

いつものグリスセットを投入して
スムーズな動きのワイヤーに復活しました。

さて、肝心のキャブレターですが、、、
写真は既にフロート下のカバー外した後ですけど、想像よりもかなり状態が悪かったです、、、。

それがコレ
キャブを、上から見た写真ですが、フロート室の枠と、カバーにこんなに隙間ができてます。

本来はネジ留めしてる部分を含めて、カバーと枠は平行でピタリと面が合わないといけないんですが、キャブ側が手前に歪んでます。

フロート室からの燃料漏れを、枠のネジ3個を増し締めで対処すると、鉄の枠よりもアルミのボディーの方が柔らかいので、ドンドン引き出されてしまいます。

漏れる→増し締め→歪む→漏れる

を繰り返した結果です。

私も昔同じようになったことがありますが、ここまで歪みが出てるのは初めて見ました。

ニッキの3点留めフロート室のキャブを付けてるオーナーさんは、気をつけてくださいね。

もし、燃料が漏れてきたら増し締めするのでなく、フロート室窓枠のゴムの劣化が原因ですんで、ゴムパッキンを交換してください。
ヤフオクにいつでもガスケットのセットが出てますから。

他にも不具合があります。
Oさん曰く、走行中にエンジンの回転が落ちなくなり、確認したらリターンスプリングかなくなっていたそうで、汎用品を付けたもののアイドリング回転数まで落ちなかったそうです。

スプリングの張力もありますが、もう一つの原因がコレ

加速ポンププランジャーとスロットルアームを連結するU型の金具が欠損しています。
この状態でアームがプランジャーの頭に引っかかり、アームが下がりきらない状態になっていました。
欠損したパーツはたまたま手持ちがあったので、それを使ってやります。


もう一つ、フロートを差し込んだ後に、フロートが手前にずれない様、差し込む円柱の金具も無くなってました。
これは私も持ってなかったので、適当にこしらえます。

オリジナルが真鍮製だったので、何かないかなと工具箱を漁って、端子のメスの先を使うことにしました。

平型に戻してやり、同じ様な大きさになるようにニッパーで切ります。

後はクルクルと巻きつけるだけ。
真ん中をちくわ状に開けて、差し込める様にしてます。
不恰好ですが、機能的には問題ナシです。


さて、キャブ本体は
灯油にドブ漬けして暫く放置です。


写真が一杯になったんで続きます。

ワゴンは、ガネさんから譲り受けた時から前席だけドアバイザーが付いてました。
当時物社外品のクリアブルーのバイザーです。


しかし、長年の使用で日焼けして黒っぽくなってます。

入社直後に磨いて一旦は綺麗になったんですが、すぐに元通りに焼けました。
磨いた後で2液性のウレタンクリアを吹いておけば焼けも防げたと思うんですが、磨いたことで紫外線予防の表面処理がなくなってしまったからだと思います。


で、その研磨した時に運転席側は誤って割ってしまい、ガネさんから新品を分けてもらったのですが、
こちらも焼けとたわみが生じてます。


もう2ヶ月も前の話ですが、
そんなバイザーを見かねて、K野さんがセドリック用のバイザーを分けて頂きました!
やっぱり当時物新品はイイですね!
これぞクリヤブルーです。

外したバイザーと比べると
その差は歴然

早速取り付けてみると

やっぱイイです!

綺麗なブルーがボディーと合ってます。


更に今年に入って早々、今度はY野さんからもバイザーをいただきました。

しかも、その中には新品ではありませんが、リヤドア用も入ってました。
一部端に割れが有りましたが、取り付けてしまえば見えない場所です。

慎重に取り付けたんですが、、、、。

端の見える部分が割れてしまいました!

アロンアルファで接着。
力のかかる部分だけに心配しましたが、何とか取り付けられそうです。
黄色のマクキングテープの左側で接着してます。

ペーパー掛けてコンパウンドで磨き
まあ、割と目立たなくなりましたんで、コレでOKです。

未使用の前ドアとは色味が少し違いますが、
それでも前後に付けることが出来て大満足です。




K野さん、Y野さん

ありがとうございました😊
20万キロを超えた嫁号マーチですが、最近アイドリングで少し振動が見られる様になりました。

アイドリングのブレと来ればスロットルバルブです。

このブログで調べてみたら、前回の洗浄が14万キロだったんで、既に6万キロ走ってます。  


ってことでサージタンクなるパーツを外して

コレです。サージタンク

ココにスロットルバルブが付いてます。
一見綺麗ですけど、

外して裏側を見ると、、、
スス状の汚れで真っ黒です。

特にバタフライバルブの接合面にはびっしり
コレが悪さしてアイドリングがブレるようです。

早速掃除します。
キャブクリを


プシューっと
泡タイプは使いやすいですね。

いつものように歯ブラシでゴシゴシ。
大臣に怒られるんで、ブラウンオーラルb は使いません、、、。

綺麗になったんで取り付け


サージタンクの中も同じように汚れまくってます。
ココもキャブクリで洗浄。

で、完成。

マーチに戻して作業完了です。

さて、洗浄後のインプレッションですが。

アイドリングが安定したのもそうなんですが、今回は走行時にも良い影響がありました。

走行中、アクセルを戻してアイドリングの回転数だけで走らせた時の、クルマの転がりが明らかにスムーズになりました。
グリス切れしたベアリングから新品のベアリングに変えたようにスーッと走ります。
といっても、今まで不具合があったわけでは無く、全く快調だと思ってたんです。

それが、鈍感な私でも明らかに違いを感じられるくらいにスーッと前に出ます。

スロットルを戻したときの空燃費が良くなったからでしょうか。



先日、マーチの車検だったんですが、排ガスはCO、HCともに0%と成績優秀でした。

まだまだ快調なマーチを乗り続けますー