2012.06.24

 

 

あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。(第2歴代誌20章15節*)

 
 
ー続きー
 

ー 第2歴代誌20章12節 ー

 

そして、ヨシャパテ王の時代の戦い方もあります。第2歴代誌の20章には、イスラエルが敵に囲まれて、もう滅ぼされる一歩手前の状況が書かれています。そのときに、ヨシャパテ王は神に祈るのですね。

 

 

 

20章12節では素晴らしい祈りを言っています。このような祈りは、私たちも参考にするべきだと思います。歴代誌 第二20章の12節です。こう書いてあります。これは、ヨシャパテ王の祈りのところです。

 

 

 

私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。(『彼ら』というのは、敵のことです)私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」 (第2歴代誌20章12節)

 

 

 

実に正直に言っています。「私たちは弱い」ということを言っているのですが、敵も見ていない。自分たちの弱さも見ていない。『ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです』と言っているのですね。

 

 

 

私たちが受け入れるべきは、神の現実なのです。敵ではない。そして、自分たちの弱さではない。いわゆる「現実」(目に見えるところの現実)ではなくて、神の現実に目を注ぐ。神ご自身に目を注ぐ。勝利の君、平安の君(イエス・キリスト)に目を注ぐ。

 

 

 

そうすることによって、私たちの心の中に神のことばが入る。神ご自身が力を与えて、私たちの内側を変えてくださる。そして、私たちのまわりが変わってくるのですね。

 

 

 

このとき、ヨシャパテ王のいるイスラエルの集団の中にいた預言者(レビ人ヤハジエル)が立ち上がり、神の言葉を伝えるのですね。15節の後半で、このように言っています。

 

 

 

あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。(第2歴代誌20章15節)

 

 

 

預言者は立ち上がって、神の言葉を伝えるのですね。そして、「明日、あなたがたは攻めに上りなさい」とおっしゃるのです。

 

 

 

あす、彼らのところに攻め下れ。見よ。彼らはツィツの上り道から上って来る。あなたがたはエルエルの荒野の前の谷のはずれで、彼らに会う。(第2歴代誌20章16節*)

 

 

 

力はない。弱い軍隊しかないと言うのですが、神の言葉は、「攻めに上れ」と言うのですね。その神の言葉を受け入れて、約束を受け入れて、ヨシャパテたちは攻め上るのですが、まずなにをしたのかというと、聖なる飾り物をつけて神を賛美する者が武装集団の前に出て、前進するのですね。

 

 

 

:20 こうして、彼らは翌朝早く、テコアの荒野へ出陣した。出陣のとき、ヨシャパテは立ち上がって言った。「ユダおよびエルサレムの住民よ。私の言うことを聞きなさい。あなたがたの神、主を信じ、忠誠を示しなさい。その預言者を信じ、勝利を得なさい。」

 

:21 それから、彼は民と相談し、主に向かって歌う者たち、聖なる飾り物を着けて賛美する者たちを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう歌うためであった。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」

(第2歴代誌20章20節から21節*)

 

 

 

ふつうの、いわゆる現実から言えば、武器を持っておらず、楽器を持って きれいに着飾った賛美隊の人たちは、敵に簡単にやられてしまう。でも神の現実を受け入れて前に進んだイスラエルの現実としては、神を賛美して、その後ろに軍隊が続くのですね。このときに神は御力をあらわしてくださって、伏兵(ふくへい:奇襲目的で、ひそかに隠れている軍勢のこと)を設けて、敵をやっつけてくださいました。

 

 

 

この伏兵が どのような存在なのか、そこは聖書は記されていませんが、とにかく伏兵にやられてビックリした敵は、驚いて、自分たち同士で戦って自滅してしまうのですね。神を賛美する賛美隊が武装する軍隊の前に出て、前進して神を賛美したとたんに、神は伏兵を設けて、イスラエルの軍隊が戦わないうちに敵が自滅してしまった。

 

 

 

:22 彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて、ユダに攻めて来たアモン人、モアブ人、セイル山の人々を襲わせたので、彼らは打ち負かされた。

 

:23 アモン人とモアブ人はセイル山の住民に立ち向かい、これを聖絶し、根絶やしにしたが、セイルの住民を全滅させると、互いに力を出して滅ぼし合った。

 

:24 ユダが荒野に面した物見の塔に上ってその大軍の方を見渡すと、なんと、死体が野にろがっている。のがれた者はひとりもない。

(第2歴代誌20章22節から24節*)

 

 

 

そして、その自滅した敵の軍隊の武器を集めて、3日から4日にわたってイスラエルの人々は略奪する。勝利者で終わったのではなくて、圧倒的な勝利を受けて、さらに分捕り物も集めた。圧倒的な勝利者以上の者になって、神の栄光を現したのですね。

 

 

 

私たちの戦いも、これと同じような戦いです。どんな日常であったとしても、私たちの見えるところで打ちひしがれるのではなく、また、私たちの自分の力のなさに打ちひしがれるのではなくて、神の言葉を現実とする。

 

 

 

そのために、まず神に目を注いで、神の言葉を受け取って、その現実を自分たちの現実として前に進むのですね。そうすることによって、私たちは圧倒的な勝利者以上の存在になることができます。

 
 
ー続くー 
 

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