2024.09.14
:34 あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。
:35 その日は、全地の表に住むすべての人に臨むからです。
:36 しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」
(ルカ21章34節から36節)
ー続きー
警告というのは、背教の警告です。励ましというのは、これらすべてのことからのがれて、人の子キリストの前に立つという条件が示されている。「いつも油断せずに祈る」ということだけ、いつもこの方(イエス・キリスト)を前にして生きるというその祈りの姿勢だけで、これらすべてのことからのがれるということ。すなわち携挙に携われるという祝福です。そういう意味で、お読みしたいと思います。
ー ルカ21章34節から36節 ー
ここの聖書箇所は、さきほど一番最初にお読みした、「いちじくの木を見て学びなさい」という うながしの次、直後の聖書箇所です。つまり、1948年5月14日に いちじくの木(イスラエル)が再建され、「あなたがたは終わりの季節に入りました。注目しなさい」と言われた、私たちに対する祝福と警告です。こう書いてあります。
:34 あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。
:35 その日は、全地の表に住むすべての人に臨むからです。
:36 しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」
(ルカ21章34節から36節)
アーメン。「いつも油断せずに祈る」というのは、別の表現で言うと、いつも信仰によって人の子の前、キリストの前に立っているということです。この祈りの姿勢のゆえに、たったこれだけのために、「これらすべてのことからのがれる」(36節)というのが私たちの召しなのです。
ところが、祈りが極端にないがしろにされています。「教会に週に一回行けばキリスト者だ」と考えている、あるいは、「一度救いを受けたらキリスト者なんだ」という…。それは間違いないのですが、救いというのは、心に信じて口で告白するなら永遠の救いがもうその瞬間から…。
自分が自分の意志で憎んで、それを捨てて、神を毛嫌いしなければ、もう永遠に神の民なのですが、でも神との交わりがない神の民、主人の帰りはまだだと言っているしもべたちの時代が、今の時代なのです。
私たちのこの背教というのは、キリスト者が祈りを忘れて、神との交わりをおろそかにしている時代なのですね。そして、もう一度言いますが、「いつも油断せずに祈る」という たったこれだけのことで、これらすべてのことからのがれるのです。しかしながら、34節には背教の警告があり、祈りを忘れている人たちが、放蕩、深酒、この世の煩いで心を沈みこませているという可能性で、警告があります。
放蕩、深酒というのは、神ぬきで、この世で享楽に浸っているという状況なので、神ぬきで一時的に見えるところで楽しんだとしても、私たちの心が地に沈みこむようになってしまうということは、私たちにはすぐ分かるでしょう。ところが、この世の煩いも、私たちには心を沈ませることになるのですね。
しかしながら、心を沈ませるということはキリスト者にはふさわしくないのです。なぜなら、この「沈みこむ」という言葉ですが、原語を直訳すると「重荷を負う」という言葉なので、重荷を自分で握って、自分で何とかする。「自分で…。自分で…。自分が…。自分が…」というキリスト者がここで表現されている。
ここに祈りのなさが表現されているということなので、心を沈ませるわけにはいかないのです。
私たちの重荷は、大きいものも、小さいものも、神との交わりの中で、「こんなものがあります。あんなことがあります」いうかたちで、もうすでに神に明け渡しているはずのものなんです。でも祈りがないと…。とくに今は人類史上かつてなかったほどに便利な時代になり、豊かな時代だと言われています。
ですから、肉で何とかしてしまうというキリスト者が世界中に満ちてしまう。そして祈りということを何か特別なことと感じて、祈祷書を読むとか教会に行って祈るということになってしまうのですね。そうすると呼吸のような祈りが忘れ去られて、すべてのことを神の前に明け渡すという、本来あるべき姿から離れてしまうということです。
ここに背教が記されているのです。私たちはすべての重荷を神に捧げるようにと神によって求められているのです。そして、いつも油断せずに祈る私たちが、これらすべてのことからのがれるという単純な世界なのです。
その日・その時(携挙の時)、私たちはいつものように神の前に出るでしょう。なぜなら、私たちはいつも信仰によってキリストの前に立っているからです。今週もこのような祈りの姿勢で、送られた場所・場所で主イエス・キリストの御名によって祈り、塩けを発揮しつつ歩んでまいりましょう。
ひとこと、お祈りいたします。
愛する全能の父なる神様、感謝いたします。どうぞ、聞いてくださったおひとりおひとりをあなたが祝福してください。どうぞ、おひとりおひとりが地上で抱えているその祈り課題も、いま主イエス・キリストの御名によってあなたにおささげしますので、あなたによって解決してください。
肉の努力ではなく、あなたがおひとりおひとりにこころざしを与え、動かしてください。そして、おひとりおひとりを通してあなたが語り、あなたによってなされたということをハッキリと分かるように、そのことを成就させてください。
この時代にあって惑わされることなく、あなたと共に生きるという楽しみをおひとりおひとりにさらに深く感じさせてください。あなたをますます味わい知らせてください。
感謝いたします。感謝して、愛する主イエス・キリスト様のお名前によって、祝福して、お祈りを捧げます。
アーメン。
最後まで聞いてくださいまして、ありがとうございました。(^^)/
fin
<おすすめ関連動画>
枠内かリンクをクリックするとYouTubeの動画が見れます
その日その時(携挙について説明)
https://www.youtube.com/watch?v=MjaADXVrzeA&t=0s
世にある欲のもたらす滅び
https://youtu.be/J0ivRNcKCxA?si=GlmXnYXWz9S-WSvY
世界統一宗教の登場
「あなたが救われるためには」
http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/114496759.html
「神と人との本当の関係」
Google Playにて、毎日無料中の書籍のご紹介です
『日本人に知らせたい聖書の終末論』
- 聖書の終末論入門 -
ー 電子書籍 ー
※この本の無料版はKindleからGoogle Play版に変更になりました。
すでにKindle版では有料になっているので、ご注意ください。(¥99)
GooglePlay版(無料)
ー 印刷書籍版について ー
📗 Amazonにて、ペーパーバック版(紙に印刷された本)が出版されました 📕
価格は¥1.650です。Amazonの検索でB09K27ZJWVと入力すると出てきます。
『死にたいあなたへ』聖書が伝えるまじめな話
ー あなたの全てをご存知の上で、あなたを受け入れ、導かれる神 ー
ー 電子書籍 ー
GooglePlay版(無料)
ー 印刷書籍版について ー
📗Amazonにて、ペーパーバック版(紙に印刷された本)が出版されました 📕
価格は¥735です。Amazonの検索でB09KF2JSN3と入力すると出てきます。
『ペットが死んで悲しむあなたへ』
- 愛するペットが私たちに望んでいること -
ー 電子書籍 ー
GooglePlay版(無料)
ー 印刷書籍版について ー
📗Amazonにて、ペーパーバック版(紙に印刷された本)が出版されました 📕
価格は¥735です。Amazonの検索でB09KF2JSN3と入力すると出てきます。
『進化論が科学だと信じ切っているあなたへ』
- 進化論の本当の姿とは -
ー 電子書籍 ー
GooglePlay版(無料)
ー 電子書籍 (Kindle) 有料版 ー
『議論を避けるための患難前携挙説』(上) https://amzn.asia/d/bC1JKsX (¥500)
『議論を避けるための患難前携挙説』(下) https://amzn.asia/d/5U5YpXQ (¥500)
そのほかにも、モトイさんの本がブログにて紹介されています
REVELATION 3:8