「産みの苦しみとヤコブの苦難」⑥ エレミヤ書30章5節から7節モトイ・トクメイさん　

　2024.08.10

:34 あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈みこんでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。

:35 その日は、全地のおもてに住むすべての人に臨むからです。

:36 しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。

（ルカ21章34節から36節）

ｰ続きｰ

ールカ21章36節ー

携挙に賜ることの唯一の条件といっても、いつも言いますが、そんなに難しいことではなくて、ここに書かれているのは、「いつも油断せずに祈る」というたったこれだけのこと。この祈りの生活だけなんですが、なんども言っているように携挙直前の状態は背教が預言されています。

そして、いま私たちの目の前でその背教が成就して、キリスト者なんですが全然祈らない。聖書を読まない。イエス・キリストと全然関係ない生活を送っているキリスト者が山ほど（たくさん）いる時代です。でも、そういう人であったとしても、今この瞬間からいつも油断せずに祈るという生活に入れば、その日・その時（携挙の時）に間に合うのですね。

いつも油断せずに祈るということは、別な表現で言うと、いつも信仰によってキリストの前に立っている。人の子キリストの前にいつもいるということです。たったこれだけのことなので、この聖書箇所を励ましとして最後にお読みしたいと思います。

しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。（ルカ21章36節）

アーメン。いつも油断せずに祈るというたったこれだけが、私たちが天に引き上げられる、その日・その時に携挙される唯一の条件です。その日・その時にも人の子キリストの前に信仰によって立っていれば、たちまち一瞬にして、本当にキリストに会えるだけの話です。

「何人救いましたか？」とか、「聖書をどれだけ読みますか？」「奇蹟が起こせますか？」「異言で話せますか？」という話ではないのです。いつも油断せずにキリストの前にいる。信仰によってこの方をいつも見ているというたったこれだけです。

これが私たちの特権であり、この祈りが神がいま私たちに求めておられる塩けなんですね。ですから、今週もこの約束、この特権を大いに行使し、送られた場所・場所で祈りつつ、塩けを発揮しつつ歩んでまいりましょう。

ひとこと、お祈りいたします。

愛する全能の父なる神様、感謝いたします。どうぞ、あなたが聞いてくださったおひとりおひとりを祝福してください。

あなたに会えるその日まで、信仰によってあなたの前に出続けさせてください。光の者、昼の者として、神の子どもとして信仰によっていつもあなたに会うという喜びを与え続けてください。その祈りの時をいつも求める私たちでありますように、どうぞ祝福してください。

おひとりおひとりがいま抱えているその祈り課題も、主イエス・キリスト様のお名前によって今あなたの御前におささげします。どうぞ、そのことをあなたがかなえてください。そして、祈ってよかったとまた思えますように。

あなたが成就してくださったことを見て、そのことを確信し、また祈れますように。また祈りたいとあなたが思わせてくださいますように。

感謝いたします。どうぞ、あなたが導いてください。

感謝して、愛する主イエス・キリスト様のお名前によって、祝福して、お祈りを捧げます。