2012年6月3日「愛が信仰者を動かす」③ マルコ16章9節から14節モトイさん

　2012.06.03

まさしく、聖書に書いてあるとおりです。「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである。」（第1コリント2章9節）

ｰ続きｰ

ー第1コリント2章9節ー

私たちの人生の中でも、自分には理解できないという時があると思います。自分の道が全部不安に思えてしまう。自分が来た道を全部疑ってしまう。今まで確信を持って来たのですが、ある壁にぶつかってしまって全部疑ってしまう。そういう時がひょっとしたらあるかもしれない。

わけが分からない状態になって、犯人捜しや原因探しを激しく心の中で問い詰めるというような時もあるかもしれない。

でもキリストへの愛にとどまる時に、必ず主は出会ってくださいます。そして、私たちもぜんぜん自分が理解できなくてもキリストの愛ゆえに突き動かされて、そして結果的にキリストに会うことができる。そういう世界が必ずあると思います。

第1コリントの2章9節には、私たち神を愛する者が、想像できないやり方で神に祝福されるという約束が書かれています。第1コリントの2章9節です。

ここには私たちに対する祝福の約束が書いてあるのですが、その約束は、ただ神を愛することゆえの約束です。なにかをしたとか、もちろん行いによる祝福の原則も聖書には書いてありますが、でも、ここのところは神を愛する者に対する約束です。

混乱した時、何か悲しみで打ちひしがれた時に、神を愛するというその約束にとどまればこの約束が私たちの上に成就します。第1コリントの2章9節をお読みします。

まさしく、聖書に書いてあるとおりです。「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである」

（第1コリント2章9節）

アーメン。弟子たちは、自分の理解力、聖書的な知識によってキリストに出会ったわけではありませんでした。また女性たちも自分の行動によって祝福されたわけではありませんでした。ただイエス・キリストを愛するあまりに、突き動かされて墓の前に来た。ただイエス・キリストを愛するがゆえに、仲間内で集まっていた。世に戻ることができなかった。

ただそれだけです。ただキリストを愛するという最後のとりでを守っていたがゆえに神は出会ってくださった。

私たちもなにか自分に対して疑いを持つ時、あるいは悲しみのなかに打ちひしがれた時、あるいは聖書の言葉さえも自分は正しく理解できていなかったのかもしれないと思った時、最後のとりでの中で自分自身を守れば、神の中に入れば、キリストを愛するというとりでを守れば、神が出会ってくださいます。神は必ず導いてくださいます。

とにかくキリストの愛にとどまる時に、神の約束は必ず成就し、私たちはキリストに出会うことができます。そのことを思って、今週もキリストに対する愛から始まって、キリストに対する愛の中にとどまって、その愛の中で前進してまいりましょう。

お祈りいたします。

愛する全能の父なる神様、感謝いたします。今週、私が受けたことをみなさまにこのようなかたちで分かち合えたことをありがとうございます。どうぞ、聞いてくださったおひとりおひとりが、その場、その場であなたによって直接その恵みを受けて、日々の生活のために与えられたあなたの力を用いることができますように祝福してください。

おひとりおひとりの生活の場での語りかけも、あなたが充分に祝福し、そして思いもつかなかったすばらしい祝福であふれさせてくださいますようにお願いいたします。

感謝いたします。感謝して、主イエス・キリスト様のお名前によって、お祈りを捧げます。

アーメン。

最後まで聞いてくださって、ありがとうございました。(^^)/

fin

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