2024.05.25
彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。(第2テサロニケ2章4節)
ー ゼカリヤ書5章5節から11節 ー
携挙は新約時代にあらわにされた奥義ですが、ここはその知識と共に見ると、携挙のあとに世界統一宗教が登場するのだと分かる、そのようなまぼろしです。どこがそのような携挙を暗示する言葉なのかということに注目しつつお読みください。こう書いてあります。
:5 私と話していた御使いが出て来て、私に言った。「目を上げて、この出て行く物が何かを見よ。」
:6 私が、「それは何ですか」と尋ねると、彼は言った。「これは、出て行くエパ枡だ。」そして言った。「これは、全地にある彼らの罪だ。」
:7 見よ。鉛のふたが持ち上げられ、エパ枡の中にひとりの女がすわっていた。
:8 彼は、「これは罪悪だ」と言って、その女をエパ枡の中に閉じ込め、その口の上に鉛の重しをかぶせた。
:9 それから、私が目を上げて見ると、なんと、ふたりの女が出て来た。その翼は風をはらんでいた。彼女たちには、こうのとりの翼のような翼があり、彼女たちは、あのエパ枡を地と天との間に持ち上げた。
:10 そこで私は、私と話していた御使いに尋ねた。「あの者たちは、エパ枡をどこへ持って行くのですか。」
:11 彼は私に言った。「シヌアルの地で、あの女のために神殿を建てる。それが整うと、そこの台の上に安置するためだ。」
(ゼカリヤ書5章5節から11節)
アーメン。『シヌアルの地』(11節)ですが、これは有名なバビロンという都市があった一帯を指す広い地域のことです。バビロンが再建され、そこに神殿が建つというふうに解釈されています。
そして、『エパ桝』ですが、神学者のアーノルド・フルクテンバウム博士によると、終末預言でエパ桝が出てくるときは必ず経済の象徴というふうに説明されていました。ということは、このシヌアルの地のバビロンという町は、経済の一大中心地になると同時に世界統一宗教の神殿がある宗教的な中心になるということです。
そして、経済の中心ということを考えると、黙示録の18章でこのバビロンが滅ぶとき、全世界の商人たちが、「私たちはこの町によって大もうけしたのに…」と言って嘆くということも想起できると思います。
これらの物を商って彼女から富を得ていた商人たちは、彼女の苦しみを恐れたために、遠く離れて立っていて、泣き悲しんで、言います。『わざわいが来た。わざわいが来た。麻布、紫布、緋布を着て、金、宝石、真珠を飾りにしていた大きな都よ。あれほどの富が、一瞬のうちに荒れすたれてしまった。』(黙示録18章15節から17節 前半)
経済の中心ということが新たに建てられるバビロンという町に起こることは今はなかなか想像しがたいですが、全世界の富を集めた…。
いま世界に、たとえばニューヨークとか東京とか、いろいろな経済の中心があると思うのですが、私たちがいなくなったあとは、バビロンこそが経済の中心というかたちで、いま世界にある経済の中心よりももっとすごい町になるのだと思われます。
聖書に書いてあるので、バビロンが再建されて、経済と宗教の中心地になるという預言が成就することは間違いないでしょう。どういうかたちになるのかは分かりませんが、必ずそうなるはずです。
そして、この宗教の中心としての「大バビロン」「大淫婦」ですが、黙示録17章を見ると、反キリストの仲間たちである十人の王たちが忌み嫌って、この世界統一宗教をつぶしにかかります。言ってみれば、世界統一政府の幹部たちが世界統一宗教をつぶすのです。
あなたが見た十本の角と、あの獣とは、その淫婦を憎み、彼女を荒廃させ、裸にし、その肉を食い、彼女を火で焼き尽くすようになります。それは、神が、御言葉の成就するときまで、神のみこころを行う思いを彼らの心に起こさせ、彼らが心を一つにして、その支配権を獣に見えるようにされたからです。あなたが見たあの女は、地上の王たちを支配する大きな都のことです。(黙示録17章16節から18節)
それをまた別な説明で言うと、これは、いわゆる七年患難の真ん中以降のことで、それまで世界統一宗教はあったのですが、反キリストが「自分は神だ」と述べたあとは、もう必要なくなるのですね。
そして反キリストは、エルサレムにあるユダヤ教式の神殿を自分のものとして接収してしまい、そこを自分の宗教の中心にするので、反キリストにとって もういらなくなった世界統一宗教は、つぶされるという流れになります。
彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。(第2テサロニケ2章4節)
ー続くー
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