2024.05.25
不法の人の到来は、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力、しるし、不思議がそれに伴い、また、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行われます。なぜなら、彼らは救われるために真理への愛を受け入れなかったからです。それゆえ神は、彼らが偽りを信じるように、惑わす力を送り込まれます。(第2テサロニケ2章9節から11節)
でも、その前に(世の中がガラッと変わる前に)、私たちは物事がさかさまになっている世界統一宗教の足音を聞いている。下備え(したぞなえ)を見ている状態でしょう。
彼らは、たとえば堕胎を殺人ではなく女性の権利としています。あるいは同性愛を性的な堕落ではなく人間性の発露なんだと、やみを光にしているのですね。そして小児性愛というおぞましい行為までも、合意があればこれは自由恋愛なんだと、とんでもないことを、やみを光にしている状態です。
私たちにとっては神の思いが何なのかということが行動の規範ですが、彼らは、自分の思いが何なのか。どういうふうに行動したいのか。自分がどれだけ何ができるのか。自分らしさは何なのかということを神ぬきで言っているのですね。神の御思いではなく、自分の思い。自分様の御思いを実行する宗教なのです。
これは、彼らとしては、自分が自由だと思っているでしょう。でも今日はお読みしませんが、さんざん引用するエペソ書2章1節から3節の成就そのままで、自分たちは本当は悪魔・悪霊の、この世の神の奴隷状態にあるのに、自分の欲望中心でだまされているのに、自分が自由だと勘違いさせられている。そしてこの世の流れに蕩々(とうとう)と流されて、行き着く先は滅びなのです。
あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。私たちもみな、かつては不従順の子らに中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。(エペソ書2章1節から3節)
流されているゆえに分からないのですね。自分が流されているとさえ思わず、「私は自由だ。私らしくしている。みんなそれぞれ違っていて、みんな楽しければそれでいい」という ものの価値観になってしまい、今だけ、金だけ、自分だけの世界に行き着いてしまっている。もうすでに、そのような世界になっているということでしょう。
そして その結果、弱い者が虐げられて、この弱い者は、「自分が悪いんだ。自己責任なんだ。あなたの責任でしょう」などという思いで、自分がよければ、それでいいんだという思いになってしまっているのですね。
これが携挙後にはさらに加速するでしょう。やみが完全に光に上げられるのです。光が完全にさげすまれるのです。「イエス・キリストのみ」という考え方が完全に否定される時代が携挙のあとにやって来ます。
その時、多くの人たちが携挙が起こったと気がついて、「私たちは残されたんだ。悔い改めましょう。イエス・キリストがやって来ます」ということを言うでしょう。そして大リバイバルにつながるのですが、そのことをある人物、反キリストは完全に否定することに成功します。
それは第2テサロニケの2章に預言されていることですが、ある偽りによって完全に否定することに成功します。
不法の人の到来は、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力、しるし、不思議がそれに伴い、また、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行われます。なぜなら、彼らは救われるために真理への愛を受け入れなかったからです。それゆえ神は、彼らが偽りを信じるように、惑わす力を送り込まれます。(第2テサロニケ2章9節から11節)
日本語の訳ですと『偽り』としか第2テサロニケ2章11節には書かれていないのですが、この「偽り」には定冠詞がついています。英語で言うと「The」(ザ)ですが、ある特定の「その偽り」と訳し直すことができる言葉で書かれています。
文脈上、そのある特定の偽りというのは携挙があったことに対する説明であると分かるので、反キリストは何らかのかたちで「携挙が起こったのではありません。こうです」と言って、みんながそれにしがみつく。「それに違いない。そうに決まっている。イエスが神のわけがない」ということになるのです。
一方で、イエスを信じる者たちは、それが嘘だと分かるでしょう。そういう時代になって、大リバイバルがある一方で、それを否定する人たちもどんどん出てくる時代になってきます。
そして、私の考えとしてずっと言ってきたことですが、これは きっとエイリアン・アブダクションだということになると思います。「宇宙人が誘拐していった。人々を消していってしまったのです…」そして、消えてしまった人たちが熱心なキリスト者であるということが分かったあと、
彼らは、「宇宙人イエスが二千年前についたその嘘を信じた愚かな人たちが、かわいそうなことに宇宙人にさらわれてしまったのです。だからこの思想は非常に危険なのです。私たちは地球のすべての哲学、宗教を一つにまとめて、正しい宗教にまとめあげなければなりません。なぜなら、私たちはマザー・アースに守られた正しい信仰者だったからです」というかたちで、消えた人たちは悪で、残っている者たちが正しい神を信じていたとするでしょう。
そして、その考えをまとめて、世界統一宗教が「これだ」と出て来るのですね。そして人々はそれにしがみついて、歓呼の声でそれを迎え入れる。信じることになるということでしょう。その状態についてのまぼろしというのはゼカリヤ書5章5節から11節に書かれていて、携挙後の状態であるということも分かります。
ー続くー
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御座のまわりと御座の前 https://youtu.be/DTZbZCTHlRw?si=Jt3PLKBzrip1t_Zt
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