「第三神殿の建設」⑥ イザヤ書66章1節から4節モトイ・トクメイさん

　　　2024.05.04

:10 与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければなりません。

:11 というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。

:12 もし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、

:13 各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明らかにするのです。というのは、その日は火とともに現れ、この火がその力で各人の働きの真価をためすからです。

（第1コリント3章10節から13節）

ｰ続きｰ

ー第1コリント3章10節から17節ー

ここは私たちキリスト者が死んだあと、すなわち死後に火による試しがありますという聖書箇所で、私たちはキリストという土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで私たち自身を立て上げているということが説明されています。

木、草、わらなどは火の試練に耐えられないので焼かれてしまうのですが、でも救われた者として私たちは天国に行けますという言葉まであります。つまり極言をすれば、救われた者なのに、神との交わりを持たずに肉的なものばかりを立て上げるということも可能であるといえば可能なのです。でも天国に行けますと言うのですね。

ここで聖書のほかの箇所も加えてよく考えていただきたいのは、私たちのうちにおられる聖霊なる神は、ヘブル書12章29節に表現されているように『焼き尽くす火である方』なのです。

私たちの神は焼き尽くす火です。（ヘブル書12章29節）

この方との交わりが深まれば深まるほど、自分の肉的なものは焼かれるのです。木、草、わらなどで自分の時間を費やすということはやりたくはないと思うのでしょう。金、銀、宝石で自分の人生を立てあげたいと思うのでしょう。

さらにマルコの9章49節から50節では、「すべてのものは火によって塩けがつけられる」と書かれています。火によって塩けがつけられ、焼き尽くす火である方、神によって信仰が増し加えられるという意味です。

すべては、火によって、塩けをつけられるのです。塩は、ききめのあるものです。しかし、もし塩に塩けがなくなったら、何によって塩けを取り戻せましょう。あなたがたは、自分自身のうちに塩けを保ちなさい。そして、互いに和合して暮らしなさい。

（マルコ9章49節から50節）

私たちの試されるという炎は、毎日受けるべきものなのです。毎日、この焼き尽くす火である方につかまっていれば、木、草、わらなどで時間を費やすということがバカバカしくなるでしょう。そういう意味で、私たちの神にいつもしがみつきましょう。焼き尽くす火である方に、いつも火による試しを受けましょうという大前提を根本にお読みしたいと思います。

:11 というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。

:12 もし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、

:14 もしだれかの建てた建物が残れば、その人は報いを受けます。

:15 もしだれかの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、自分自身は、火の中をくぐるようにして助かります。

:16 あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。

:17 もし、だれかが神の神殿をこわすなら、神がその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたがその神殿です。

（第1コリント3章10節から17節）

アーメン。私たちが神の神殿であり、私たちのうちに焼き尽くす火である方が宿っておられる。住んでおられるのに、この方を無視しようと思えばできるのですね。それが私たちの肉的な歩みでしょう。

でも、この焼き尽くす火である方との交わりが深まれば深まるほど、神から来るこころざしによって歩みたいと思うのです。そして、金、銀、宝石によってこの地上を歩むということが実現するのです。これが私たちの祈りの生活でしょう。

今週も王である祭司、地の塩・世の光としての役割を果たしつつ、祈りつつ歩んでまいりましょう。

ひとこと、お祈りいたします。

愛する全能の父なる神様、感謝いたします。どうぞ、聞いてくださったおひとりおひとりをあなたが祝福し、あなたのやり方でさらにあなたを求める祈りの人として、あなたが炎をお与えください。

おひとりおひとりが地上で抱えているその祈り課題も、主イエス・キリスト様のお名前によって、今あなたの御前におささげします。どうぞお取り扱いください。そして、そのことがあなたによって、あなたのやり方で成就したとき、ますます祈りたいとおひとりおひとりが思いますように。あなたをもっともっと愛したいと思いますように、どうぞお導きください。

感謝いたします。感謝して、愛する主イエス・キリスト様のお名前によって、祝福して、お祈りを捧げます。

アーメン。

最後まで聞いてくださいまして、ありがとうございました。(^^)/

fin

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