2024.04.28
「定めの時と最後の時代」詩篇102篇12節から22節
http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/503135924.html
ー 天の父、御子イエス、聖霊なる神の携挙直前の思いとキリスト者の祈り ー
:12 しかし、主よ。あなたはとこしえに御座に着き、あなたの御名は代々に及びます。
:13 あなたは立ち上がり、シオンをあわれんでくださいます。今やいつくしみの時です。定めの時が来たからです。
:14 まことに、あなたのしもべはシオンの石を愛し、シオンのちりをいつくしみます。
:15 こうして、国々は主の御名を恐れ、地のすべての王はあなたの栄光を恐れましょう。
:16 なぜなら、主はシオンを建て、その栄光のうちに現れ、
:17 窮した者の祈りを顧み、彼らの祈りをないがしろにされなかったからです。
(詩篇102編12節から17節)
<YouTube:「kirisutoinochi1」より>
こんにちは、モトイです。今日のメッセージのタイトルは、『定めの時と最後の時代』としました。聖書箇所は、詩篇102編12節から22節までです。
「定めの時」とは前半に出て来る言葉ですが、「最後の時代」というこのタイトルの言葉は、後半に出てくる『後の時代』の「後(のち)」という言葉が「最後の」とも訳し直せるので、「最後の時代」というタイトルにしました。
ここは、字義的にはバビロン捕囚の一番終わりの時期に、バビロン捕囚が終わりに近づいているということを実感している神の民が、解放の時を「定めの時」と言って喜んでいる預言的な聖書箇所で、これは終末預言でもあると言われています。
そもそもバビロン捕囚とは何なのかということを説明すると、古代イスラエル王国がサウロ、ダビデ、ソロモンと続いていました。しかし、それが分裂しました。(BC930年頃、北イスラエル王国と南ユダ王国に分裂)
北イスラエル王国も南ユダ王国も神から離れたという罪によって、北イスラエル王国はアッシリヤに滅ぼされて捕囚されました。南ユダ王国はしばらくは生き残っていたのですが、でも神から離れるという罪によって とうとうバビロニア帝国に滅ぼされて、バビロンに連れて行かれたという状況がバビロン捕囚です。
そして、いろいろな預言者によって、「その時期が70年である。あなた方は解放を迎える」という預言があったこともひとつでしょう。そして私の考えでは、その終わりが近づいている、解放の時、定めの時が近づいているということを、祈り深い神に立ち返った神の民がそれを神によって知らされて実感して、ここで喜んでいるという、そういう聖書箇所です。
まことに、主はこう仰せられる。「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる。
(エレミヤ書29章10節*)
そもそも「バビロン」という言葉は、この世を現す聖書的なキーワードです。そして、「定めの時、解放の時が近づきました」とは、最後の、終りの時代の、いちじくの木を見て学ぶキリスト者と一致する、最後の世代のキリスト者が世の中を見て、「定めの時が近づいてきました。あなた(神)が動かれるのです」という状況でしょう。
そのような終末預言として、お読みしたいと思います。
※ 「いちじくの木を見て学ぶ」の動画は、下記リンクから見ることができます。どうぞ、ご活用下さい。
- 携挙 - いちじくを見て学ぶ https://youtu.be/HrKYC2DEmuM
ー 詩篇102編12節から17節 ー
前半と後半に分けてお読みしたいと思うのですが、前半は定めの時について喜んでいるのですが、冒頭に『しかし』という言葉があります。なにが「しかし」なのかというと、この直前で、自分たちの罪のゆえ、神から離れたという罪のゆえに、私たちはこの地、バビロンにいるのだ。敵の地にいるのだというなげき、うめきです。
そして、『しかし、主よ。』というかたちで、「神の計画が動いているんだ。もうその時が近いのだ。もうその時が来たんだという、そうした定めの時が来たのです」という言葉です。まず前半をお読みします。
:12 しかし、主よ。あなたはとこしえに御座に着き、あなたの御名は代々に及びます。
:13 あなたは立ち上がり、シオンをあわれんでくださいます。今やいつくしみの時です。定めの時が来たからです。
:14 まことに、あなたのしもべはシオンの石を愛し、シオンのちりをいつくしみます。
:15 こうして、国々は主の御名を恐れ、地のすべての王はあなたの栄光を恐れましょう。
:16 なぜなら、主はシオンを建て、その栄光のうちに現れ、
:17 窮した者の祈りを顧み、彼らの祈りをないがしろにされなかったからです。
(詩篇102編12節から17節)
アーメン。バビロン捕囚が終わって、「シオン」、すなわちエルサレムに帰ってきたあとにシオンを建てたのは神であって、そして この言葉が成就したとき、そのことを見た国々は 主の御名を、一部の人たちは神の栄光を恐れたでしょう。すべての国々は神の恐れたということにはまだ至っていなかったと思います。
これは部分的に成就したのですが、完全に成就するのはバビロンという この世でうめいている私たちキリスト者が本当に解放される携挙というその時です。その時、国々は神の御名を恐れるのです。そして自分中心で生きている、この世で王になっているすべての人間が、神の栄光が現れたのにそれを恐れるのですね。
※ 携挙(けいきょ)についてご存じない方は、下記の動画説明欄に詳しい動画をご用意してありますので、そちらをご覧ください。また、その他の関連動画も、ぜひご利用ください。(このブログでは、ブログ後半にある <おすすめ関連動画> のところでご紹介しています)
ー続くー
<おすすめ関連動画>
枠内かリンクをクリックするとYouTubeの動画が見れます
- 携挙 - 携挙とは https://youtu.be/tH6qhuvvfiY
- 携挙 - 携挙後の混乱と迫害 https://youtu.be/IJjkJ1YSg00
- 終末のしるし - いちじくを見て学ぶ https://youtu.be/HrKYC2DEmuM
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http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/114496759.html
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REVELATION 3:8